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銀魂プラス

ツイッターで“♯銀魂プラス”というタグを付けポツポツ呟いていた
名前変換の無い140字以内の短い短い話です。人物ごっちゃです。ほぼ銀さんですが。
新しい話が上に来るように重ねていきます。





いい香りにつられ台所を覗くと、リズム良く包丁を操りネギを刻む銀時の真剣な横顔があった。
そっと銀時の背に抱きつく。「幸せだなあ」なんて言葉が自然と出てきた。
「お前、俺の炒飯好きだもんなー」銀時の口調は吐息のように柔らかだった。




銀の髪が寝乱れて、不思議な方向へうねっていた。
昨夜身体を重ねた彼は、頭を枕に預けたまま柔らかな表情で「昨日はドーモ」と私を見つめて笑う。
同時に口が開く。
貴方からと先を譲れば、よかったらこれからもよろしくと自己紹介をしてくれた。




次はいつこの人に会えるだろう。無言で背を向ける晋助の服の裾を「まだケーキ残ってるよ」と掴む。
表情を微かに曇らせた晋助が「それはお前にくれてやる」と言った。
手作りなのに。
唇を尖らせると小さな溜息と共に優しい腕に抱きしめられた。




ぱらぱらと降る雨に駆け足で帰宅を急ぐ人々を見送りながら、軒下で一人雨宿りをしていた私の隣に、
髪を濡らした銀さんが駆け込んできた。
ここから万事屋まで目と鼻の先なのに、どうして。
腕が触れ合う度心臓が跳ねてそのことが聞けなくなる。





あきゅろす。
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