悪の組織(正式名称)の首領、松戸狂授が新素材を奪い集め、仕上げに頭脳にポンポコニウムを使って誕生させたヘビメタ風美女アンドロイドで、悪のATレディ33号がブラッディ・ミサ。
しし座生まれと扉絵にあるので、ブラッディ・ミサの完成は7月23日から8月22日の間のことということになる。出自ゆえ究極を自負する。
「おまん」「ちょき」などの土佐弁で話す。
ひょんなことから春田警部にぞっこんとなる。ガラクタの寄せ集めと聞かされていたため見下す7号が彼と相思相愛と思い、ライバルを自称するようになる。
戦闘バイクのザイダベック号を愛機とし（7号のでっけぇミニ四駆、あさぼらけ号のような機能の説明はなし）、笛から変形する武器を持つ。
ロボット婦警1号〜6号の能力を併せ持ち、生まれたばかりの頃は活かせなかったブラッディ・ミサだが、4ヶ月の特訓で使いこなせるようになったという。作中で披露したのは3号の熱核ジェットエンジンの噴射による飛行、4号の最大マッハ2.5の加速、1号の100万ボルトの放電。
5号のX線レーザー銃など(ブラッディ・ミサが7号を痛め付けていると説明されているコマで使った可能性あり。だとすればレーザーガンの前に換装しなかったのに誰も反則と言わず、試合が続いたのはおかしいが)はともかく、2号のあらゆる事件のデータを収めるスーパーコンピューターと6号のレーダーやノクトビジョン(鑑識課の仕事を全てこなすとのこと)能力は悪のロボット、ブラッディ・ミサとして使い途がなさそうだが。
前者は愛しの春田警部との首引き恋慕や絞り芙蓉で彼と阿吽の呼吸を実現するのに使えると思って引き出せるようにしたのか? 鵯越の逆落としや宝船(ちなみにミサはこれをする中でロボット婦警6人を鎧袖一触にするパワフルさでも春田警部を飽きさせず、虜にしようとしたと思われる)のピストンを効果的にするのに使えると思ったのかもしれない。春田警部と場数を踏んでからの御所車でペニスに負荷をかけずに楽しませ、ユニークらエロティックへの切り替えの時期を計るのに役立つと判断した可能性も否定できない。
それとGスポットまで作り込まれているのもブラッディ・ミサが究極を名乗る一因とすれば、そこを刺激する自分の腰の適切な角度を弾き出したかったとも考えられる。
ブラッディミサにはGスポットを開発してはリセットして、新たなオルガズムを感じて春田警部を飽きさせない自信もある気がする。
甘さ
間抜けさ
乗せられやすさ
があり、高性能とのギャップを持ち味にブラッディ・ミサを度々登場させて7号との三角関係（ブラッディ・ミサの思い込み）も描けば、「AT Lady!」の連載はもっと続いたのではないか?
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