「…あ…ん…」
「ん…ちゅっ…」
「あ…もう、しつこいっ！ギン！」
「ああ〜、そないなこと言わんと…」
「ん？誰？」
紫の蝶を追ってきたら、三番隊にきてしまったらしい。どうやら、この日も松本副隊長は、市丸隊長に攫われてきたらしい。
「紫の蝶を追ってきた？地獄蝶じゃないわよ、それ」
事情を説明するあなたに、髪を掻きあげながらも、乱菊はにこやかに返す。
「………乱菊〜」
「きゃ！！バカっ！人が見てるっ」
ギンは乱菊の会話の隙をついて、背後から乱菊の豊かな胸を掴む。
「いやや〜、ボクを見て構って〜」
「そんな甘えても、可愛くないっ！！」
「乱菊のいけずぅ〜」
……うわ…市丸隊長って…甘えん坊…
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