さよなら愛は海の底 意地悪も好意のうち 重くて仕方ないな 有終の美をプレゼントしてやろうか 僕に羽根があれば何かが変わったのかな 私に翼があれば何かを変えられたかな 気が遠くなるほど愛を見届けてきたこの世界は、今何を願うだろう 多分もう進めないよ 手放せ、情など要らぬ 七月の終わりはほらすぐ傍に 恋心を持った魔物 何にも何処にも彼の人にも響かない 妬ましい微睡みよ いつか終わると知っていた 瘡蓋