お互いの素直な思いを語り合うのに時間は要さなかった。
旦那とのセックスも一方的で、女としての喜びを知らないことも告白した。
女の喜びを知りたいとも語った。もう二人にとっての障害は遠距離であることぐらい。
でもそれが逆に彼女を、遠距離だから一度ぐらいの不倫しても消滅出来る、諦めもつくと、私との出会いへと走らせたのである。
たまたま旦那が関西方面への出張があり、数日間家を留守にする時を狙って、9月の中旬に山形へと出掛けた。
午前11時に駅前のシティーホテルロビーで待ち合わせる。
時間前に、黒のタイトスカートに薄いピンクのブラウス姿の小柄で少しポッチャリだが色気を感じる色白美人が人待ち顔で立っていた。
「A子さんですか」声を掛けると、彼女の顔に緊張が一瞬走ったが、すぐに優しい微笑みを返して頷いた。
事前の打ち合わせ通り、彼女の車へと二人で向かった。
自然と話が続き、何ともうち解けたムードになった。
彼女が予約してくれていた郷土料理の店へと向かう車中では、何とも和やかな会話となり、「ねぇ、初めて会ったなんて感じないよね」と言いつつ顔を見合わせ、私が差し出す手を彼女も自然に握り返してきた。
ランチも和やかに話が弾み、2時間ほどゆっくりと食事と会話を楽しみ、私が泊まるホテルへと戻った。
「私.....続きはこちら→
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