大学の2年になったばかりの5月の連休に、Nの別荘に4人で行った。
Nの彼氏のDは2人きりで行きたかったらしかったが、Nはどうしてもみんなで行きたいと言い張った。
Dは嫉妬深い男で、Nが他の男と話をしているだけで機嫌が悪くなるような奴だった。
器の小ささもあるのだろうが、2人があまりに釣り合いがとれていなかったこともDの嫉妬の原因だったのかもしれない。
清楚な顔立ちのNはそれだけで十分に美人だったが、柔和で上品な雰囲気のおかげで、さらに魅力を感じさせる女の子だった。
不細工で下品なDのどこが良くて付き合っているのか、周囲の誰もが理解に苦しんでいた。
別荘は海辺のリゾートマンションで、近くにはテニスコートも併設されていた。
DもNも、どちらも高校時代からテニス部だったので、2人に教えてもらいながらテニスを楽しんだ。
俺がそのとき付き合っていたのはAという子だった。
もう少し背が高ければ、グラビアアイドルにでもなれそうな子だった。
男好きがするというか、一度お願いしたくなるタイプの顔のくせに、笑うとかわいらしいという二面性がたまらなかった。
テニスの汗を流すために、部屋に戻ると風呂に入ることにした。
「俺ら先に入るわ」と言ったDは、Nを連れて2人で入ろうとする。
Nは嫌がっていたが、そのままDに.....続きはこちら→
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