「…いいぞ――っていう前にもう開けてるし」
「ありがとう!学校にしていく!…どう?似合う?」
「ああ…誕生日おめでとう、朱雀」
「ありがとう、ルルーシュ!ふふ毎日このネクタイにしよう」
「それは可笑しいからやめろ」
「だって嬉しいんだもん!」
「分かったから、冷める前にさっさと食べろ」
「はい、いただきます」
「どうぞ」
「――んっ、美味しい!…幸せ」
「フッ…大袈裟だな」
「……」
「なんだ」
「…僕のこと何でも知ってるっていうなら、今僕が一番欲しいプレゼントをくれればいいのに――」(ぼそっ)
「?なに聞こえない…さっきからボソボソと――」
「何でもない…」
「変なやつ…モグモグ」
「じっ」
「?」
「*◇×∞%#!!なにをっ」
「うん、口元にソースついてたから」
「言ってくれれば自分で拭くから!ソースがついてるからって口元を舐めるヤツがあるか!お節介すぎるこの天然がっ!」
「…お節介?」
「だってそうだろう!」
「…クス、ご馳走さま」
――天然は君の方