■体験入学
体験入学はどこの学校でもしているはずですから、必ず参加してみましょう。入学するということは「100万円近い買い物」をすることです。現物を見ないまま「100万円の買い物」をするということは、あり得ないですよね？
きれいな玄関やロビーばかりに目を奪われてはいけません。ボロな校舎はイヤになるでしょうけども、「校舎などの外見にはお金を書けるが、中身はさっぱり」という学校もあるわけです。食堂でタダでご飯が食べられて、学校名入りの電卓やマックカードなどをおみやげにもらったりすると嬉しくなりますが、結局はみなさんが払う学費を「学校が何に使っているか」という問題ですから、「ここの学校はサービスがいい」などと勘違いしないでください。
さて、チェックポイントは、
あなたがパンフレットで気になった施設・設備（＝実験・実習設備など）が実際にあるかどうか確認しましょう。「あれはイメージ写真です」「あれは東京校ので、ココにはありません」なんてことにならないように。
教室の大きさを見てみましょう。たとえば100名入るような大教室は見栄えがしますが、逆に言えば100名単位の授業があるということです。どの授業の時に使うのかを確認しましょう。
図書室や保健室・休憩室などはありますか。教室しかないといったところでは、休み時間に「たむろするところ」がありませんし、気分が悪くなったときに「職員室のソファーで寝てろ」なんてことになりかねません。
職員室ものぞいてみましょう。机がだいたい先生の数だけあるはずです。パンフに載っている先生の写真数に比べて極端に少なくないですか。何ものっていない机と本が積み上げてある机が両方あれば、「何ものっていない＝非常勤の先生の机」「積み上げてある＝先任の先生の机」でしょう。職員室をのぞく「勇気」がないときは、玄関にある靴箱やロッカーでも判断できます。
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