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○管理者のこと○

H.N:ありんこ[プロフ]
Age:成人済
add:埼玉


虫採りが大好きで、良く男子とつるんで近所の林で蝉を捕まえては友人男子の部屋に大量に放ったり、近所の田んぼの用水路(舗装されて居らず、ぬかるんだ泥)でザリガニを掘り返しては冬眠から無理矢理醒ましたりとかなりアグレッシブ且つ少年的な幼少期を送る。
そんな感じでついたあだ名が『虫博士』だったりして。

が、しかし遺伝なのか虫嫌いの母が最も嫌う三大虫『ゴキブリ』『芋虫(毛虫含)』『蛾』のうちアレルギー並に蛾が苦手で、大好きだった昆虫図鑑すら蛾や蝶(←茶色っぽいやつ)のページは何も印刷されていないすみっこを摘んでめくっていた。

蝶は割と平気だが、翅に目玉模様の有る『ジャノメチョウ』や『ヒカゲチョウ』等は蛾と同じ恐怖を感じ、小学校低学年時、ヒカゲチョウが玄関辺りをふらふらしていて自宅に入れず軽くパニックを起こした。

同じく玄関のドアに『オオミズアオ』と云う蛾の女王と呼ばれている青白い蛾がとまっていて、やはり自宅に入れないという事が1年前に起こる。

遭遇した最大の蛾は『クスサン』という翅の差し渡しが10cmを越える、黄褐色に目玉模様と云う最悪のいで立ちのやつ。
死ぬ思いでした。

自力で駆除可能なサイズは2cmまで。
それ以上になると悲鳴すらあげることが出来ず、なるべく蛾を刺激しないように静かに退散します。



トラウマ。
小学校から中学校まで英語教室に通っていたのだが、ある夏の終わり。
生ぬるい空気をかきわけながら、当時背中を覆う程長かった髪をなびかせ自転車を飛ばして英語教室に向かっていたあの日。

その英語教室は坂の下にあり、私は薄暗くなったその坂を自転車でまずまずの速度で下っていた。
坂の下すぐに小さな公園が有り、18時を過ぎると球形の外灯がともる。

そう。

外灯がともっていたのだ。
遅刻寸前という事も有り、先述の通り自転車をまずまずの速度で漕いでいたのだが、もうすぐ坂を下りきる。
そう思った瞬間。

前方から何物かが『飛んで』くる。
外灯を背にそれは私の顔目がけて飛んでくるのだ。
本能であれはヤバいものだ。
そう感じた。
顔にぶつかる直前に私は顔をそれから反らす事に成功した。

…が、私は髪を結んでいなかった。

それは先ほどの軌道をそのまま突っ込み、その行く先には私の長い髪の壁。














バタバタバタ!!!!!












耳の辺りで乾いた羽音が響いた。

血の気が引く、という感覚をその時初めて知った。
私は声にならない悲鳴をあげ、髪の中で暴れる5cm程のそれを払おうて懸命に頭を振り乱す。少しでも振る事をやめたら髪にそいつがつかまりそうな気がした。もしかしたら髪に絡まっているかもしれない。自転車を片手で操縦しながら右手を髪の中に突っ込み滅茶苦茶に掻き乱す。

それを英語教室に到着するまで続けた。

そこから先は覚えていません。
ただ、余りの恐怖でろくに授業を受けられなかった事は覚えています。












気味の悪い話を最後まて読んでくれて有難う御座居ますm(_ _)m
お礼に特別バナーなんか用意しました。

…え?いりませんか?(笑)






あきゅろす。
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