六道「クローム、そっちです！」

クローム「は、はい骸さ・・・っきゃあ！」

千種「瓦礫・・・掃除しておくべきだったね」

六道「電気も今度引きましょうか。日が沈むと真っ暗ですからね」

犬「まったくとろくさい女だびょん！」

クローム「ごめんなさい・・・」

六道「それより怪我はありませんかクローム ？・・・・・・っ！？」

犬「どうしたびょん、骸さん？」

クローム「だ、大丈夫ですか骸様？」

千種「っ、まさか」

六道「・・・クフ、フフフ」

犬「骸さん、刺されたん、れすね・・・？」

六道「クフフフ、クッハハハハ！」

犬「骸さん、怖いれす・・・！」

千種「・・・・・・蚊取り線香明日買いに行こう、髑髏」

クローム「あ、うん」

犬「忘れずに頼むびょん」

六道「ックハハハ、良い度胸ですねぇ、虫けらが！」

クローム「っひ！」

千種「ああ・・・」

犬「逃げたいれす・・・」

六道「クフ。クフフ。たかだか虫の分際で僕のものを奪おうとは。よほど命が要らないんですね！」

千種「犬、明日建物の周り、殺虫剤撒いて」

クローム「朝一番に買い占めてくるから」

犬「了解らよー・・・」

六道「フフ、クッハハハハ！！さあ、覚悟は出来てますね！！」

（・・・たかだか蚊なのに！！）