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何という事か。
今まで組み敷いていた土方から

「ヤラせろ」

などと、恐ろしい言葉が発せられた。
オレの尻は鋼鉄の処女だ。
やるもんか。
オレの尻の処女は永遠だぞ。

「はいはい、今宵もオレのバットはトシトシのためにフルスイングしますよ。それは二冠、三冠と取る勢いで」

そう言って誤魔化したら

「聞いてんのか、お前が下になれって言ってんだ」
「んもう、騎乗位は銀さん大好きな体位の1つなのよね」

土方の苛立ちが見えたが、オレはオレで処女の守りに必死に誤魔化そうと頑張る。

「聞いてんのか」

顔を掴まれ、アイアンクローをされた。

「棒が2本有るんだ、いつかは来る事だっただろうが」
「オレは望んでねぇぞ!」
「ざけんな、オレだってオスだ」
「オレなんて野獣だもんね!!」

土方の額に青筋が立つ。
ビキビキと。
真面目にこっちも対応をせざるを得なくなってきた。

「…嫌に決まってんだろ」
「何でだよ」
「痛そうじゃねぇか」

土方の目の表情がキツくなる。
間近で見ると、怖ぇ。
殺されはしないだろうけど、殺されそうだ。

「ざけんな」

痛そう、とかの言葉をせめて「恥ずかしい」とか言って誤魔化しときゃ良かった。
「恥ずかしい」っつぅ理由なら、土方も引き下がったのでは無かろうか。
色々と後悔している内にアイアンクローをされた頭を引っ張られ、ベッドに体が勢い良く転がった。

「テメェがそういう態度に出るんなら、こっちもそれなりに対応させて貰う」

ひい、トシ、怖い。
転がったオレをうつ伏せに寝かせて背中に股がってきた。
それから直ぐにオレのケツの穴に指が入ってきた。

「…うぐ…」

指がまだ1本のため強い痛みはないが、妙な圧迫感で指を追い出そうと力が入る。

「力んでも辛ぇだけだぞ、諦めろ」
「どわ」

バチン、と尻を思い切り叩かれた。
力むな、と言われても無理に決まってんだろ。

「…うっせ!」

諦め切れずに足を無茶苦茶にバタつかせる。

「いっ、まっ、すっ、ぐっ、やっ、めっ、ろっ!」
「………。」

溜め息が聞こえたかと思ったら、再度尻を叩かれた。

「だっ!」

2度、3度、4度5度。
止まらない。
尻を叩く音が何度も響く。
しかも強く叩くもんだから痛みが半端ない。

「と、ととと、トシっ…ご、ごめんなさい…」

さすがのオレ、涙目。
ガキの頃に母ちゃんに叩かれた時みたいに謝る。
すんません、より、ごめんなさいが出るとは情けねぇ。

「…暴れねぇって約束できるか」
「…す、する…」

叩く手が1度止まったが、もう一発叩かれる。

「絶対だな」
「…ぜ、絶対です…」

最後の確認に念を押される。
約束をせざるを得なかった。
ついには情けないのと恐さが混じりだして、知らん内に泣いてしまった。

「大人しくしてろ」
「…分かってます…」

大人しく、というよりかはグッタリとしていると指を抜かれて、いつも使ってるローションを土方は手に取り、オレのケツの穴に直接垂らす。
気を使ってくれたらしく温い。
冷たくて驚く事も無かった。
ローションの滑りを利用して、しばらく表面を擦られていたが、指1本入ってきて慣れた頃には2本に増えた。
そして、良いとこを探られ、オレのチンコは勃起した。
トシはからかう性分も無く、しかし言葉責めの素質を受けの立場の時にいかんなく発揮していたのに、オレの処女喪失に立ち会っているからだろうか。
あえてなのか、無言で作業されてしまった。

「…うっ…ぐぐ…」

指を出し入れされ、ローションが空気と絡む音と自分の声が時々出る。
頼むから突っ込んでくんねぇかな。
いや、性的な意味ではないんだが。
無言で作業をされると自分自身の精神的な意味でのやり場がないんだ、コラ、畜生。
ごちゃごちゃ考えて尻の事を誤魔化している内に、トシの指が抜けた。

「…覚悟は決まったよな」

入れ易さの考慮により、バックからとなった。
床に膝を付き、ベッドに上半身を投げ出す体制になる。
ケツの穴にチンコが当たる。
先端を押し込まれ、ローションの滑りで奥まで入った。
入り切ると土方が背中に抱き着いてきた。
あれ、うわ、何だこの、征服された様な感じは。
チンコ突っ込まれた事も勿論だが、背中に抱き着かれると妙な感覚が襲ってきた。
男としての最後の砦がぶち壊された気がする。
次にピリピリした痛みがやってきた。

「…し、死ぬ…」
「最初、オレだって我慢したんだ」
「…すんません…」
「謝んな」
「…改めてトシトシが好きになってないりました」

それを言ったら中で若干質量が増した。
そういや好きって、あんまり言ってなかったな。

「大好き」
「いきなり何言ってんだ、気色悪い」

頭を殴られた。

「…動くからな」
「どうぞどうぞ」





トシが妙に気を使って腰の揺らしを甘くするもんだから、イッてもらうのにえらく時間が掛かった。
オレはオレでイけず、最後はフェラという結果であった。


20080709 up


あきゅろす。
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