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◇モラル・ハラスメント◇
-加害者の特徴-

●自分が絶対的に正しい
加害者は、自分は正しい自分は全てわかっていると思っています。
「自分の価値観だけが正しい」と思っているため、自分を基準に物事を考えます。

そのため、自分の考え以外は認めず他人からの助言や示唆を拒否します。

たとえ周囲から、あなたのしていることは虐待だと言われても「違う」と主張します。
ときには、相手を「何か」から救ってやるためにしていることだと思い込み、虐待よりもその「何か」の方が大変なことであると信じ切り、だからこそ「自分は正しいことをしている」と思い込んでいることもあります。

その場では常に、加害者がルールブックとなります。

加害者は、どんな方法をとってでも、虐待の事実や権力の濫用を正当化します。

加害者が自信を持って言い放つ言葉は、たとえ被害者自身が、「あの人の主張は、何かおかしい」と感じても、反論する隙がないように感じられるほどのものです。

その結果、第三者のほとんどが納得させられてしまい、あたかも「虐待はなかった」、「相手(被害者)の妄想」で片付けられてしまうのです。

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