MS-14
ゲルググ
ヘルベルト・フォン・カスペン専用機
GELGOOG
HERBERT VON KUSPEN USE

頭頂高:19.2m
出力:1,440kw
センサー有効半径:6,300m
装甲材質:超硬スチール合金
搭乗者:ヘルベルト・フォン・カスペン

武装
ビームライフル
ビームナギナタ
シールド

本機は、カスペン戦闘大隊を率いるヘルベルト・フォン・カスペン大佐の専用機。
頭部に指揮官用ブレードアンテナを装備し、機体はグレー系カラーに塗装されており、右肩には角の生えた横向きのスカル、左肩には「00」のマーキングが施されていた。
また、戦闘中の負傷により左手が義手になっていたカスペン大佐でも操縦できるように操縦系統が改良されている。
背部には高機動バックパックを装着しているが、この高機動バックパックは、厳密にはMS-14B高機動型ゲルググが装着している高機動バックパックと若干仕様が異なっており、中央ユニットや両側のサブスラスター等の一部が簡略されたタイプとなっていた。
このバックパックがどこで製造もしくはカスタマイズされたのか、また、一般の高機動バックパックとの性能の差などは不明だが、カスペン大佐のゲルググには「MS-14B」の型式が付けられておらず、公式な資料にも「高機動型ゲルググ」ではなく単に「ゲルググ」と明記されている。

ヘルベルト・フォン・カスペン大佐は、歴戦の優秀な将校であり、1級ジオン十字勲章、2級ジオン十字勲章、ルウム戦役シールド、白兵戦功章、ブリティッシュ作戦功労章など、多くの勲章を授けられた。
一年戦争末期、カスペン戦闘大隊はソロモン攻防戦に参加していたが、地球連邦軍のソーラシステムによって壊滅状態となり、カスペン大佐は大勢の部下を失っている。
その後、カスペン戦闘大隊再編のために急遽「第603技術試験隊」が編入され、MP-02Aオッゴと、MA-05Adビグ・ラングが配備された。
しかし、オッゴのパイロットとしてカスペン戦闘大隊に赴任してきたのは年少兵ばかりであり、ア・バオア・クー防衛戦では、一番手薄なEフィールドの防衛を命じられる。
ア・バオア・クー陥落後は、敗走する友軍への追撃を阻止する為、そして前線で決死の覚悟で戦うビグ・ラングとオッゴを救援するため、カスペン大佐自らゲルググで出撃。
最期は年少兵の乗ったオッゴを守る為、全ての武装を使い切ったゲルググでオッゴの盾となり、撃墜された。
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