RX-78-2
ソロモンエクスプレスG-2
SOLOMON EXPRESS G-2

武装
頭部60mmバルカン砲×2
ビームサーベル×2
大型ビームライフル
大型シールド
大型熱核反応弾×2

一年戦争末期、地球連邦軍は困難が予想される宇宙への侵攻作戦にむけて、宇宙要塞攻略用兵器の開発を計画していた。
その計画の一つが、熱核反応弾を装備したモビルスーツによる特攻でジオン公国軍の宇宙要塞を早期に陥落させるという「ソロモンエクスプレス計画」である。
一年戦争初期に締結された「南極条約」により、地球連邦軍とジオン公国軍の両軍共に核兵器の使用は禁じられていたが、地球連邦とジオン公国の他に大きな勢力の存在しない宇宙世紀0079年時点においては、相手さえ黙らせてしまえば事実の隠蔽などは簡単であり、条約違反として糾弾されることも無い。
つまり、どんな汚い手を使ってでも戦争に勝ってしまえば問題無いのである。
核兵器を装備するモビルスーツには、ニュータイプ部隊と噂され、数々の戦果を挙げていた第13独立戦隊(通称「ホワイトベース隊」)のRX-78-2ガンダムが予定されていた。
元々ホワイトベース隊は、ジオン公国軍からの注目度の高さから囮部隊として活動させることが決定しており、RX-78-2のパイロットであるアムロ・レイを含めたホワイトベース隊の隊員の殆どは、現地徴用した元避難民や孤児、もしくは士官候補生や見習い兵であるため、核兵器を用いた特攻により失われたとしても地球連邦軍にとっての損失は軽微であると判断されたためだといわれている。
RX-78-2ガンダムに改修を施したソロモンエクスプレスG-2は、高威力の大型ビームライフルと大型シールドを装備しており、背部には巨大なブースター、頭部のツインアイには高性能カメラが搭載されており、宇宙要塞ソロモン攻略に投入することが予定されていた。
これらの装備と、ニュータイプパイロットであるアムロ・レイの操縦により、ソロモンエクスプレスG-2は単機でジオン公国軍の宇宙要塞ソロモンに接近し、大型熱核反応弾を用いて宇宙要塞を瞬時に沈黙させる。
この任務を遂行し、ソロモンエクスプレスG-2およびアムロ・レイが無事に帰還する確率は高くないと予測されていたため、「ソロモンエクスプレス計画」では宇宙要塞ソロモンの次に攻略すべき宇宙要塞ア・バオア・クーに投入するための核兵器搭載モビルスーツとしてRX-78-3を改修したソロモンエクスプレスG-3ホワイトデビルの開発も計画していたという。
しかし、あまりに非人道的であると非難された「ソロモンエクスプレス計画」が実行に移されることはなく、地球連邦軍上層部は宇宙要塞攻略用兵器として、別プランで進行していたソーラシステムを採用した。
太陽光を利用した無差別大量破壊兵器であるソーラシステムも人道的といえる兵器ではなかったが、地球連邦軍はこの兵器を用いてジオン公国軍の宇宙要塞ソロモンを攻略している。
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