MS-06FZ
ザクU改
フリッツヘルム仕様
ZAKUU
FRITZ HELMET

頭頂高:17.5m
本体重量:56.2t
全備重量:74.5t
出力:976kw
推力:79,500kg
センサー有効半径:3,200m
装甲材質:チタン・セラミック複合材

武装
ヒート・ホーク
MMP-80マシンガン
ハンドグレネード×3
シュツルム・ファウスト

ザクU改(FZ型)は、統合整備計画の適用により生産された最終量産型のザクU。
最も多く量産されたザクUF型や、後期量産型であるF2型の実戦データを元に全面的に改修が施されており、カタログスペック上はMS-14ゲルググ並み、実際の性能においてもMS-09ドム並みであったといわれている。
特にスラスター総推力はF型の70%増しとなっており、一定時間ではあるが脚部の推力を生かしてドムのようなホバリング走行を行うこともできた。
しかし、搭載する推進剤の量はF型と変わらないため、稼働時間は約半分にまで減少している。
装備する新型の90mmマシンガン(MMP-80マシンガン)は、120mmザク・マシンガンに比べて口径は小さいが、対MS戦を考慮し装弾数と集弾率の向上が図られており、グレネードランチャーの取り付けも可能となっていた。
FZ型が量産されたのは一年戦争末期だっため生産数が少なく、戦争中に実戦投入された機体は僅かだったという。

本機は、頭部がヘルメット風になっているザクU改のBタイプであり、この仕様は通称フリッツヘルムと呼ばれている。
フリッツヘルム仕様の指揮官機も、通常の頭部を持つ他のザクUと同じく、ヘルメット風の頭部にブレードアンテナを装備していた。
このヘルメットにより頭部の防御力が上昇しているのかは不明だが、現地改修ではなく、生産工場で正式に生産されている機体であるため、何かしらの意味があったものと思われる。
通常の頭部の機体とフリッツヘルム仕様の機体は、ザクU改が配備された部隊内に混在していることが多く、部隊内の役割に応じて認識しやすいようにフリッツヘルム仕様の機体が使用されていたのかもしれない。
もしくは、ただ単に生産された工場ごとに仕様が違うだけという可能性もある。
部隊に配備された全機がフリッツヘルムとなっていたのは、現在確認できる範囲ではサイド3首都防衛大隊だけで、この大隊は実戦部隊ではなく、戦傷兵への慰労を兼ねた「名誉部隊(慰労隊)」であった。
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