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「うっ、くうっ…うぇっ…」
辛かった。この永遠に続くかもしれない悪循環が。
流れた涙で濡れた床に頬をすり寄せて、首を振る。
「……できません?駄目ですね」
後ろにいる奴が、一歩俺に近づく。
びくりと身体が震えた。
「抜いて欲しかったら、抜いて欲しいと僕に頼んでください」
「ぬ、抜いてっ…はやくっ…!」
首を捻って、必死にあいつに視線を合わせる。
何でもいいから、早く抜いて欲しい。この異物感から解放されたい。
「それが、人にものを頼む態度ですか?」
いつもの俺だったら、この辺りで我慢の限界が来ていただろう。
だけど今は、恥も外聞も無く、叫んだ。
「抜いて、く、ださいっ!お、ねがっ…しま…!」
「いいですよ」
今、あいつはさぞかし楽しそうに笑っていることだろう。
「素直な子は、大好きです」
……大好きです。
こんな状況に追い込まれも、こいつのその言葉に多少なり心が躍ってしまった自分が悲しい。
「ふぅっ……ぁっ…」
尻尾を握られて、ゆっくりと引き出していく。一気に抜いてくれればいいのに、意地が悪い。身体の中で異物がじわじわと動く感覚が気持ち悪くてしょうがない。必死に呼吸をしながら、出来るだけ中のものを意識しないように、身体の力を抜いた。
粘ついた液体を滴らせながら、尻尾が抜かれる。
「は、ふッ……」
体内からの圧力から解放され、安堵に息をつく。
でも、休む暇も無く尻に手を添えられ、双丘を開かれる。そして、またしてもそこに何かが当てがわれた。さっき抜いてもらったばかりの尻尾だ。
「……っ?」
ま、また?抜いた、ばかりなのに。
すっかり絞まりが無くなって、濡れた穴に長いおっ尾がにゅるりと進入する。嫌悪感に背筋に悪寒が走った。
しかし、今度は先程みたいにただ挿入するだけではなく、内壁を抉るように角度をつけて入ってくる。持ち主の意思の届かなくなってしまった尻尾が、俺の良い所を容赦無く擦っていく。
「ふあッ、あああ!!」
不意に与えられた快感に、ペニスから精液が飛び出した。白い体液が床に飛び散る。
「あっ、あっ……ぁく、ああっ…!」
一度深く入り込んだと思ったら、手前に引っぱられ、また奥まで突っ込まれた。激しい律動を、何度も繰り返す。
「や、ああ!あっ、うあ、ああっ!」
口の端から唾液が溢れた。勃ちっぱなしのペニスからは、何かを漏らしてるんじゃないかと思ってしまうほど、白濁混じりの半透明な液体がちょろちょろと流れている。そしてたまに気持ちの良い場所を抉られるたび、一瞬だけ勢いが良くなり、ぴゅっと体液が吹き出した。
「ふふっ……指も、入っちゃいそうですね」
不穏な台詞と共に、入り口の圧迫感が増えた気がしたが、そんなことは気にしていられない。
「あああッ…う、ぐうっ!も…むりッ…!や…だ、やめてッ!」
涎を垂らして、泣きながら悲願した。そう叫んだのと同時に、ペニスの先端から精液が吹き出す。
これ以上この責め苦が続いたら、自分がどうなってしまうか分からなかった。
「やめて?まだ自分しか良くなっていないのに?前はまだ僕のことも気遣える子だったのに、残念ですね」
そう喋る声音には、残念そうな色など一切感じない。









あきゅろす。
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