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《荒らしについて》


メイ「成歩堂龍一。荒らしとは何なのかしら?説明なさい」

ナル「え!(いきなりエラそうだな…)」

メイ「早くしなさい。アンタは一回の説明が長いんだから、早くしないと夜になるわよ?」

ナル「わ、わかったよ…!」

メイ「まず、荒らしとは何?50文字以内で答えて」

ナル「無理だろ!!…えっと、荒らしってのは主に掲示板などで管理人や他の回覧者様に迷惑をかけたり、晒しをする奴のことかな」

メイ「…34文字ね。無理じゃないじゃない」

ナル「!!(人の挙げ足を…!)…そういう発言を掲示板でやるのを荒らしって言うんだよ…」

メイ「うるさい!アナタがウソをつくのがいけないわ」

ナル「(何でぼくが怒られるんだよ…)とにかく、イタズラをしたり、暴言を吐いたりしてサイト自体の印象を悪くしたり、人に迷惑をかけたりするのが荒らしだよ」

メイ「…ところで成歩堂龍一」

ナル「な、なんだよ?(そのフルネームで呼ぶの、やめてくれないかな…)」

メイ「たまに掲示板で、アダルトサイトの広告や宣伝を見付けるわ。それも荒らしの仕業なの?」

ナル「うーん…荒らしなんだろうけど…アレは取り締まりができないんだ」

メイ「どういうこと?」

ナル「あれは、機械で自動的に、一斉送信されてるんだ。だから、注意したところで何のイミもない」

メイ「だったらどうしろというの。放置しろとでも?」

ナル「とんでもない。放置したら、来てくださったお客様に不快感を与えちまうだろ?そういう書き込みがあった場合は、管理人がすぐに削除する。これしかないんだ」

メイ「対処法などはないのかしら?対処したら、それだけでもかなり違うわ」

ナル「そうだな…。ああ言う広告書き込みは、パソコン(以後PC)から送信されるんだ。だから、PCからの書き込みを拒否すれば、そういう書き込みをされる確立はぐっと下がるよ」

メイ「異議あり!成歩堂龍一…。それではPCから来てくださっている一般の方の書き込みまで拒否されてしまうわ!」

ナル「うん。そうなる。でも、それしかないんだ。だから必読や掲示板の始めにアダルトサイト広告書き込みを防ぐため、PCからの書き込みは拒否させていただいております。ご協力願いますや、PCから御覧の方は、何かありましたら拍手かメールに書き込みください。その際はニックネームを忘れないようお願いしますとかを書いておくんだよ」

メイ「…まぁ、それなら問題はないわね」

ナル「それでも、どうしてもPCからの書き込みを拒否したくない人は、責任をもって、アダルト広告書き込みがあったらすぐに消す、という対処をすればいいんじゃないかな」

メイ「アダルト広告については、管理人に任せるしかないようね。…そして、荒らしについて言えることはひとつ」

ナル「なんだよ?」

メイ「人にされてイヤなことはするな。というコトよ」

ナル「そう、だな…。(自分は人にされてイヤなことしてるクセに…。ムチとか)…あ。そうそう!」

メイ「なに?」

ナル「荒らしってのは、たまに『この人の作品気に入らないから荒らしちゃえ』って理由でする人もいるみたいなんだ」

メイ「! なんですって!?」

ナル「信じられないかもしれないけど、本当の話なんだ」

メイ「…ありえないわね。そのサイトの作品が気に入らない?そんなの、荒らしをする理由になんてならないわ」

ナル「そうだ。言い訳にすらならない。もしもそのサイトの作品が自分に合わない場合、静かにそのサイトを立ち去ればいい。それだけのコトなんだ」

メイ「そうとう構ってほしいのね。その荒らしさんとやらは…」

ナル「まったく、管理人や他の回覧者にとっては迷惑以外の何者でもないね。読者の皆はそんなことしないようにね」

メイ「最後に、荒らしが来たときの対処法を教えてもらおうかしら?」

ナル「はいはい。」

メイ「返事は一回!!」

ナル「はいっ!!(なんか、小学生の気分だ)…対処法としては、まず喧嘩を売るような発言をしないむやみに反論書き込みをしない自分に否がなかったか考えるだな」

メイ「最後のは何?」

ナル「ん?…ああ、『自分に否がなかったか考える』ってヤツね。荒らしかと思ったら、実は注意をしようとしたり、アドバイスをしようとしたりしたかったけれど、言葉の正しい使い方を知らなかっただけかもしれないだろ?まぁマナーがなっていない書き込みを荒らしという時もあるけどね。
お互いに言葉の意味合いで勘違いしてるだけかもしれない。取り返しのつかないことになったら嫌だからね。
どちらも冷静になるために、まずは『自分に否がなかったか考える』んだ」

メイ「そういうコトね。では、もう貴様から習うことはもうないわ。」

ナル「少しは素直に礼くらい言えよ…」

メイ「黙れ!…………………………た、助かった。」

ナル「! ああ、またいつでも来てくれよ。」






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