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15日目
そろそろ僕も真面目に取り組まないといけない。
また休憩時間に彼を呼び出そうとしたのだが断られてしまったので、涼宮さんが居ない隙を狙って直接彼の教室に入り無理矢理連れ出した。彼の友人二人が目を丸くして僕を見ていたが、止めようとする気配は無い。
あまり使用されて無いトイレの個室に連れ込んで、壁に向かって両手をつくように命じる。だが、彼は従おうとしない。腕を掴む手に力をこめて見せると、渋々だが従った。
ベルトのバックルを外してズボンと下着を膝まで下ろしてやると、足元が微かに震えている。
右手の人差し指と中指にコンドームを装着して、わざわざこのために購入したローションをそこに垂らす。後ろの谷間に液体を擦り付けるように指を這わせてやると、びくびくと背中が反応していた。
時間の制限もあり、じらしていても仕方が無いのでさっさと指を挿れる。ローションのおかげか、思っていたよりスムーズに入った。
内部の肉の感触は、とても柔らかくて暖かい。何回か適当に指を出し入れしてみたが、彼は辛そうに息を吐くだけだ。今度は挿入を繰り返すのではなくて、指を折り曲げて内壁を探るように動かしてみる。やはり辛そうに呼吸をしている。どうすればいいのか考えていたら、突然彼が息を飲んだ。良い所でも探り当てたのか。
ここか、とその箇所ばかりを攻め立ててやると、高めの悲鳴を上げながらがくがくと膝を震わせ、壁にすがりつく。開いているほうの手で前に触れてみたら、しっかりと反応していた。
このままいけるかと思って、ずっとそこばかりを刺激してやったのだが、さすがにそれは無理なようだ。だが、感じている箇所を指で押さえたまま適当に前も擦ってやれば、すぐに達した。
指を抜いて、ローションでべたべたなコンドームをトイレットペーパーで包んでからポケットにしまう。さすがに学校には捨てられない。
壁に縋り付いたままの彼は、頬を上気させて必死に息を整えている。
まぁ放っておいても問題は無いだろう。



16日目
部活に行ってみれば、彼がいなかった。
涼宮さんに聞いてみると今日は風邪で休みだそうだ。
少しつまらない。



17日目
移動教室の時、彼の教室を覗いてみたのだが、今日も姿が見えない。
一日では治らなかったのか。
涼宮さんの機嫌が少しばかり悪いように見える。



18日目
昨夜は閉鎖空間が発生して、あまり眠れなかった。
原因は彼が休んでいたからだろう。
見舞いも兼ねて、彼の家に行ってみることにする。
家のインターホンを押したら、妹さんが元気良く迎えてくれて、親切にも彼の部屋にまで案内してくれた。「学校のお友達が遊びに来てくれたよ」と、妹さんが扉を開けながら彼に話しかけると、彼はベッドから起き上がろうとしていた所だった。僕を見て固まってしまっている。たぶん、クラスメートの二人のどちらかと勘違いしていたのだろう。僕が部屋に入ると、妹さんは「またね!」と無邪気に笑って部屋を後にする。
二人きりになると彼がベッドに座りながら、気まずそうに僕を見た。風邪だと聞いていたが、見たところ明らかに元気そうだ。近づいて額に手を当ててみる。殴られるとでも思ったのか、咄嗟に目を瞑った。熱も無い。
もしかして、仮病なのだろうか。そう率直に聞いてみると、無言。返事が返ってこないのは、肯定の証に違いない。
「なんでずる休みなんてしたんです?」両肩を強く掴みながら、威圧するようにまっすぐと視線を合わせて聞いてやる。彼は唇を震わせて言葉を選んでいたようだが、それ以上答える必要などない。安易に想像ができる。僕を避けたかったのだろう。その答えを突きつけてやれば、またしても無言。そんな理由で僕は睡眠時間を削られたのかと思うと少し腹が立った。
肩を思い切り掴んだまま、ベッドに押し倒してやる。抵抗は無い。同じ家に妹さんもいるからか、それとももう諦めてしまっているからなのか。薄い布地の上から胸の辺りを探ってやると、手のひらにひっかかる感触があった。乳首がたっている。もしかして、この状況に興奮しているのか?その現実を言葉にして伝えてやると、首を横に振りながら否定をする。抗えない事実がここにあるのに、何をいっているのか。
強く乳首を抓ってやると、眉を歪ませながら両目を瞑った。膝を股の間に押し付けてみると、微かに固い感触がする。自室で、男に押し倒されて胸をいじられ、感じているだなんて、なんて欲望に忠実で淫らな生き物なんだろうか。
そう言葉でなじりながら、乳首を抓って引っ張ってやると、嫌だやめろと騒ぐ。側にあった枕を顔に押しつけて少し黙らせ、膝に当たる熱い感触をぐいぐい押してやる。「もうずる休みなどしませんか?」聞いてやると、必死に首を縦に振る。これだけで解放してやるのもつまらないので、もうしばらく胸をいじって遊んでやる事にする。服の上から噛み付いてやると、ひ、と引きつった声が漏れた。
帰り際に妹さんが「また来てね」と可愛らしい笑顔を向けてきたので、「近いうちにまた遊びに来ます」と返しておいた。










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