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10日目
一応、効果のあるだろう方法は見つけられた。ただ、僕自身がそれを実行に移せるかどうかが問題である。
本日の活動も終り、女性陣が帰った後の部室で彼を捕まえて床に引き倒した。
また殴られるとでも思ったのだろう。ぎゅっと目を瞑って、頭部を庇うように顔の前に腕を交差させる。
その格好が丁度良かったので、交差した部分をまとめて掴んで抵抗を封じてから、ズボンのベルトに手をかけた。彼が驚いた表情で僕を見る。
解いたベルトとズボンの隙間から手を差し入れ、柔らかいままの彼の男性器を握ってやると、さらに慌てだした。さすがにこんなところに触れられるとは思っていなかったんだろう。
それでも全身で押さえつけたまま、何度も扱いてやるとあっけなく達した。
あまり自慰はしていないのだろうか。それとも他人に触れられたのが予想以上に気持ちよかったとか?適当に言葉で嬲りながら、精液の付着した手のひらを見せ付けてやると、唇を震わせながら呆然とした顔で一点のみを見つめていた。
これ以上会話などしていても意味は無い。
そう判断して、僕は精液を彼の制服で拭ってから部室を後にした。
学校を出る前に、一回トイレに寄って手を洗おう。



11日目
移動教室で廊下を歩いていたら、彼の姿が見えた。
昨日あんな目にあったくせに、平然と友人二人と立ち話をしている。
なんだろう。加害者である僕のほうが腹が立ってきた。
もう少しは堪えてしまえばいいのに、どれだけ無神経なんだ彼は。
部活の後に捕まえてやろうとしたのだが、今日は全員一緒に帰ろうと涼宮さんが言い出してしまったため、何もできなかった。



12日目
昼休憩に彼のクラスメートに頼んで彼を屋上に呼び出してもらった。
僕が直接教室に行っても、彼は出てきてはくれないからだ。
そのうち嫌でも僕の呼び出しには自分から従うようにしてやる。
僕の姿を確認した途端逃げ出そうとしたのだが、捕まえて何回か殴ってやると、すぐに大人しくなった。
用意していた紐で両手を縛って、フェンスにくくりつけてやる。屋上への扉の鍵はもう閉めてあるから、他に邪魔が入る心配はない。
二日前とは違い、今回はベルトだけでなくズボンと下着も下ろしてやった。羞恥からか、僕を睨む顔が少し赤く染まっている。
ポケットから教室から持ってきた黒いマジックと、コンドームを取り出す。
一応一番太めのやつを選んできたつもりだったのだが、コンドームをかぶせてみたらぶかぶかだった。まぁ、そんなことは関係無いか。
片足を抱えあげてやったら、何をされようとしているのか薄々感づいたらしい。顔が一気に青ざめた。
ペン先で肌をなぞり、目標を定めてから躊躇することなく挿入してやる。痛そうな呻き声が聞こえた。当たり前だろう。何の準備も無くこんなもの挿入したら、女性のあそこでも痛そうだ。
本当は指でやったほうがいいらしいのだけど、手ではそんなことしたくない。たとえゴム手袋を装着していても、あんな他人の汚い場所には触れたくない。
適当に動かしながら彼の嗚咽を聞きつつ、休憩時間中ずっといじめてやろうかと思っていたのだが、思ったより楽しくなかった。
すぐに抜いて、縛っていた両腕も解放してやったのだが、彼はそのまま顔を隠して声を殺しながら泣き出した。
やはり、男の泣き顔はうっとおしい。彼をそのままにして、僕は教室に戻ることにした。
歩きながらマジックからコンドームを外してみたら、うっすらと血が付着していた。
あんな所に傷ができたらどれくらい痛いものなのだろうか。想像できない。



13日目
部活の時、彼はずっと座りずらそうにそわそわしていた。
昨日傷つけてしまった内部が傷むのだろうか。
目の前でにこにこ笑っていてあげると、とても居辛そうに視線を泳がした。



14日目
部室に行くと、中から朝比奈みくるの悲鳴が聞こえてきた。また涼宮さんに脱がされでもしているんだろう。廊下に立って騒ぎが収まるのを待つ。そしたら、廊下の端から彼がやってきた。俯きながら冴えない表情だったが、僕を見るなり足を止めてあからさまに血相を変える。
そのまま逃げるかと思いきや、視線が交差すると、固まってしまったようにその場に立ち尽くす。見つめ合っててもしょうがないので、僕の方から近寄ってやると、近付いただけ彼が後ろに下がった。逃げるなら逃げれば良いのに。そのうち下がる場所も無くなり、彼が壁に背中をつく。追い詰めたまま両肩の隣りに手をついて檻を作ってやった。
僕の両腕の間で、怯える彼を見下ろしながら、徐に股間を握った。敏感な場所を適当に握ってやると、すぐに息を荒くする。微かな抵抗はあるものの、力は弱い。人間は快感に弱い生き物ではあるが、もう少し本気で嫌がったらどうだろうか。
いや、そういえば当初の目的は彼を籠絡させることだ。
忘れるところだった。反省。









あきゅろす。
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