自分たちはどこにでもいる、まったく普通の親子だった。あのときまでは。
年末に母と温泉旅行に行った。親孝行の意味もあったし、普段二人とも仕事で忙しいのでのんびりするつもりだった。
昼間から温泉に入りビールを飲み、すっかりリラックスしていた。
夕方からはホテル内のパブでカラオケを歌い放題。
そのうちチークタイムになり、男性客は皆コンパニオンと踊っていた。
だいぶ酔った母が私たちも踊りましょうよという。
母と踊るなんてなんだか変な感じだなと思いつつ、ま、いっか、と思い踊った。
抱き合ったとき、薄い浴衣(ゆかた)を通して母の胸のふくらみを感じた。
あれっという感じだった。
腰と肩に手を回すと、腰のあたりの肉付きの感じがどっしりとした感じだった。
俺はふざけて母の耳にキスをしたり、息を吹きかけたりした。
すると母はぴくっと体をふるわせて笑った。
ムード音楽やミラーボールのせいか、あるいは酔いも手伝ってか、そのうち母も俺にキ
スしてきた。おもわず口と口でディープキスをしてしまった。
俺は抱いている母の体の感じや、キスの感じが、普段している若い女の子とあまり変わ
らないことが新鮮な驚きだった。母もやっぱり女なのかと思った。
二人ともかなり酔って部屋に帰った。.....続きはこちら→
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