これは、去年、僕が浪人していたときの話です。僕はHという子とつき合っていました。
Hは自宅から通える範囲に予備校が無いので、予備校の近くにワンルームマンションを借りて、一人暮らしをしながら浪人生活をしていました。
彼女は遠くから来ていたせいか、友達がいないらしく、いつも一人でいる事が多く、どこか寂しそうでした。
そんな彼女が気になっていた僕は、ある日思い切って声をかけ、話をするうちにだんだん親しくなり、やがてつき合うことになりました。
つき合い始めて2週間くらい経った時、彼女に食事に誘われました。
僕は、「食堂で食べるのかな?」と思って彼女に付いて行くと、予備校の外に出てどんどん歩いていくので、「何処に行くの?」と聞くと、彼女は「もうすぐだから」と答えるばかりでどんどん歩いていきます。
そうこうしているうちに、彼女のマンションの入り口に着きました。一緒にエレベーターに乗り、5階に着くと、彼女は部屋の前まで進み、鍵を取り出し扉を開けました。
「上がって」
彼女に促され僕は部屋の中に入りました。彼女は部屋の明かり点け、バッグを床に置くと、僕の方を振り返りいきなり抱きついてきました。
突然の出来事に僕は驚いて、「どうしたの?」と聞くと、彼女は、「私、寂しくて・・・。お願いだから、慰めて・・・」と言うのです。.....続きはこちら→
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