MS-06R-1M
高機動型ザクU海兵隊仕様
HIGH MOBILITY TYPE ZAKUU MARINE

本機は、キシリア・ザビ少将麾下のジオン公国突撃機動軍海兵上陸戦隊に配備された高機動型ザクU。
「キシリア子飼いの海兵隊」と称された同部隊は、その実力の高さから、地球連邦軍の宇宙基地ルナツーに進入し破壊工作を行うなどの任務をこなしていた。
一部では「シーマ艦隊」の名で知られており、この部隊を指揮するシーマ・ガラハウ中佐は、本来の艦隊司令であるアサクラ大佐に代わり司令代行に就任。
ザンジバルU級機動巡洋艦リリーマルレーンを旗艦とする同艦隊を指揮した彼女は艦隊司令として優秀な人材であったが、のみならずMSパイロットとしても有能で、自ら本機を駆り多くの戦果を挙げたという。

海兵上陸戦隊には高機動型ザクUが優先的に配備されており、機体軽量化のために右肩部シールドをはじめとした各部装甲を排除した本機は、MS-06R-1M海兵隊仕様と称された。
高機動型ザクUが完成して間もなく28機の本機が配備されたといわれているが、高機動型ザクUの総生産数が80機程度しかないことを考えると、シーマ艦隊がいかに装備の面で優遇されていた部隊であったかが分かる。
なお、本機には部隊章や国籍を表すマーキングは一切付けられていない。
これはシーマ艦隊が非人道的活動を行う事の多い部隊であったためだと思われる。
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