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90年代の大阪のストリートダンススタジオは、チームの練習場所だった。

チームが下の子を育てるのにわざわざ場所を借りて教えていた。
つまりファミリー(分身)を増やすために。

それだけ時間枠の個性が強かったし、チームと縦の結束も強かった。
中には育てようとする子の取り合いや教え方で喧嘩をすることもあるぐらい思い入れも強かった。

また一人辺りのギャラの発生からピンで教えるようになった。

スタジオ内外の異なるチームのレッスンを受けるようになると、生徒は個性を持たない画一化された技術のみを習うようになった。

私たちの時代は一個のチームで六人だったら六人分の個性が学べた。そして個性は違ってもカラーは同じ。本来そうあるべきなのに。

チームが異なる個々の指導者が教えるとそんなふうに無味乾燥になる。
しかも流行りのバトルでは技術を競う。

チームバトルはショー的要素を持つ。

オリジネーター達はチームバトルでもなく純粋なショーのためにこれらの躍りを産み出した。

ということは90年代に私が見たものは正しく、チームワークや共感や共有することに意味があると教えてくれている。私はそれを見せてくれ教えてくれた仲間や先輩に感謝したい。


そう言う意味でも今回のUndergroundDancemastersは、業界人は元より、若い世代にも是非見てもらいたい。

映画は60年代からの話だが、日本での個性のあった90年代をもう一度甦らせて貰いたい。

ダンスは個性と、ショーマンシップが大事だと。
何よりチームワークが大事だと。
だから彼らはファミリーと言うと。




www.dancemaster.com


あきゅろす。
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