イタリアはフランス料理の産みの親？
イタリア料理の話の前に、フランス料理の話を少し。
時は１４〜１６世紀。イタリア、フィレンツェでルネッサンスが開花したころ。
フランスは文明的にイタリアに遅れをとっていた。それは料理についても言えることで、ナイフ、フォークを使う習慣がフランスには広まっておらず、ほとんど手掴みで食事している地域もあったとされている。
そんな時、イタリアの貴族の娘 カテリーナがフランスの皇太子に嫁いだのだ。
その時、おかかえの一流料理人も一緒にフランスに渡ったのだ。それをきっかけにイタリアの食事様式や食材などかフランスに広まり、洗練されてゆきヨーロッパを代表する料理となったのである。
う〜ん、偉いぞイタリア料理。日本にはバブル最盛期に高級フレンチが流行り、それが崩壊した後に、よりリーズナブルで肩肘はらないイタリアンが認知され流行ったという、「日本におけるイタリア料理の歴史」があるわけだけど、それはまた次の話。
まずはここから〜Antipasto〜
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