RX-79EX-1
ゼファー・ガンダム
ZEPHYR GUNDAM

ゼファー・ガンダムは、工学博士ワイハマー・T・カインズが提唱した無人機(ファントム)システム実証試験機で、宇宙世紀初の無人MSである。
ゼファーは完全自立制御であり、予め入力されたプログラムではなく自己の判断でミッションをこなす。
また、蓄積されたデータを元に自ら学習する為、最終的にはあたかも感情らしきものが芽生えていたと言われている。
基本スペックはRX-78ガンダムに準拠していると思われるが、無人機である為パイロットの生命維持や高加速からの保護を考える必要が無く、その分だけ戦闘時の機動能力は高い。
また外見もRX-78と殆ど同一だが、両肩部にシールドが固定装備され、バックパック形状はガンダムNT-1に酷似していた。
機体名称の「ゼファー」は、カインズ博士の郷里の言葉で「西風」を意味する。
最終的には大破し、残った残骸は連邦軍の最重要機密とされ、関係者ですら二度と開けることのできない倉庫の奥に仕舞い込まれたという。

この機体に関する記録は、地球連邦軍の公式資料には存在しておらず、一年戦争当時の技術力で感情が芽生えるほどの完全自立型MSが開発されていたとは考えづらいため、実在した可能性は限りなく低い。
ゼファー・ガンダムを開発したワイハマー・T・カインズ博士は、後にジオン公国軍に所属することになるテレンス・リッツマン博士と共に、宇宙世紀0067年頃のアメリカライアン重工業社内で、動力炉を搭載した大型汎用機械、ロボットシステム(RS)の開発に挑んでいたと言われているが、ワイハマー・T・カインズ博士と、テレンス・リッツマン博士に関する記録も発見されていない。

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