MS-06Z
サイコミュ試験型ザク
(ビショップ)
PSYCOMMU SYSTEM ZAKU
BISHOP

頭頂高:17.7m
重量:60.4t
主な搭乗者:ヤハギ・フランジバック

武装
有線式5連装メガ粒子砲×2

本機はサイコミュシステムをモビルスーツに組み込むことを目的に製造された試験用MS。
ニュータイプによる戦果が見込まれるようになったのを受け、宇宙世紀0079年10月16日よりMAN-03ブラウブロと、MS-06Zサイコミュ試験型ザクの開発が平行して開始された。
MS-06Z開発プロジェクトは「ビショップ計画」と呼ばれている。
冷却サーキットやビーム砲などの小型化が遅れ、MS-06Zが完成したのはMAN-03完成の10日後であった。
MS-06Zは計3機が造られており、3機ともザクUF型をベースにした改造機だが、使用されたのはメインフレームのみで、頭部を除いてザクの印象はない。
上半身にはジェネレーターの容積増大化と共に、推進エンジンが増設され、胸部左右に1基ずつ、背部には3基のロケットエンジンが施設された。
また、頭部モノアイは後方周回式のモニターカメラに改められている。
武装は両腕に有線制御式5連装メガ粒子砲が搭載されているのみで、格闘用の武器は装備していない。

MS-06Zの本格的なテストに備えて、実戦経験のあるパイロットの中でニュータイプとしての素養があると思われる3名を選抜し、サイコミュオペレーションのデータ収集に従事させていたが、宇宙世紀0079年11月8日のコレヒドールD4実験宙域において各種試験をおこなっていた同部隊は、サラミス級巡洋艦2隻、RB-79ボール4機に加え、RGM-79ジム4機からなる連邦哨戒部隊と接触、テスト中のMS-06Zは護衛のMS2個小隊と共に交戦状態に陥った。
この戦闘で敵部隊を全滅させ、MS-06Zの実戦データ並びに連邦軍MSの残骸という貴重な資料が得られたものの、敵艦の艦砲射撃が実験部隊の母艦レムリアを直撃し、艦載されていたMS-06Zの2号機が大破した他、整備機材や実験装置などが全壊する被害を受けた。
3号機の肩にある星のマーキングは、この時に敵機を撃破したことによる撃墜マークだと思われる。
後に大破した2号機は高機動型へと改修され、全機がア・バオア・クー戦に投入された。
一年戦争終結後、パイロットの一人だったヤハギ・フランジバックは、連邦軍MS訓練学校の教官になっている。
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