MS-06A
先行量産型ザクU
ZAKUU

全高:17.5m
センサー有効半径:3,200m
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:ルーベンス

武装
105mmザク・マシンガン
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒート・ホーク

MS-06A先行量産型ザクUは、ザクTの問題点を改修し、最初に完成したザクUである。
元々はザクTB型の改良型の「MS-05C」として設計されていたが、大幅な改良が行われた為、新たに「MS-06」の型式番号が与えられることになり、名称も「ザクU」となった。
宇宙世紀0077年8月に量産が開始されたが、キシリア・ザビの提言により近接戦用武装が取り入れられることとなり、宇宙世紀0077年9月からは更に改良が加えられたMS-06C初期量産型ザクUの生産に移行している。
ただしC型の生産が一定の軌道に乗るまでの半年間はA型も同時に生産されていたという。
C型との大きな違いは、右肩のシールドと左肩のスパイクアーマーが無く、ザクTと同じ球形のアーマーを両肩に装備していたことである。
また、コクピットの開閉方式も異なっており、A型は中央正面にハッチがあり、パイロットがコンソールを乗り越えて乗り降りするため、モニターが汚れやすかったらしい。
機体の塗装パターンは当初ザクTのものをそのまま使用していたが、後にザクU独自のものに変更された。
また、白と青の2色で塗装された機体も存在する。

一年戦争勃発時には既にC型が主力となっており、A型の大半は教導機動大隊などで実習訓練機として使用されている。
訓練機ではMS-05が標準装備していた105mmザクマシンガンや初期型ザクバズーカが使用されていたが、C型と共に一年戦争序盤に実戦参加した機体は、MS-06用として開発された120mmザク・マシンガンや装弾数5発のザクバズーカを装備していた。
宇宙世紀0078年にA型で訓練を受けいたルーベンス少尉は、初期型ザクバズーカは砲弾の装填方法が先込め式だったために旋回中の再装填は困難で、訓練用の教本では高機動中の装填は厳禁とされていたと語っている。
当時は南極条約が存在していなかったため、実戦参加したA型の中には核弾頭を装備していた機体もあり、核武装機は識別のために左肩が赤く塗装されていた。
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