SSSとかポエムちっくなものだったり会話文オンリーだったり混沌としてます。
*ここの更新はトップ及び日記には表記しません。
2010.06.15(火) 13:22
シゲ将?(笛!)
ピッ、ピッ、ピーッ
試合終了のホイッスルと共に、ベンチから歓声が上がった。
シゲさんに頭を叩かれ振り返ると、手の平を差し出されたのでハイタッチを交わした。
後ろからやって来た水野君には背中をぽんと叩かれ、そのあとはもう揉みくちゃになって皆で勝利を噛み締めた。
嬉しくて堪らないのに上手く笑えなくて、気付けばぼたぼたと涙が零れ落ちた。
――勝ったんだ、僕達が。
シゲさんがもう一度僕の元へとやって来て、ガシガシと頭を撫でた。
「やったな」
「――はい!」
涙は零れたままだったけど、漸く気持ちのままに笑えた。
――
なんだろうね、これ。
昨日の試合を見てた時の勢いのまま書いた感じです。
2010.03.07(日) 19:43
三七(BR)
「…誰だろう」
「ラブレター?」
下駄箱に入っていた白い封筒を手にとって裏返す。そこには差出人の名前が書かれていなかった。三村が横から覗き込んでくるが、気にせず手紙に目を通す。
「そうみたい…」
ラブレターを貰うのは初めてじゃないけど、ストレートに『好き』と書かれているとやはり照れる。
でも、この字、見覚えあるような…。
「…三村?」
「ん?」
「いや、これ三村の字だろ」
「あ、バレた?」
ニッ、と無邪気に三村が笑う。俺は思わず赤くなった頬を隠すので精一杯だった。
――
37の日!って事で急いで書いたので、内容ペラペラです。
2010.02.22(月) 18:14
沖銀(銀魂)
はい旦那、と沖田くんが手の平に落とした物を反射的に受け取ってしまった。モサリと手に優しく馴染むそれをまじまじと見つめ、俺は眉間にシワを刻む事しか出来なかった。
「――何これ」
「ネコミミでさァ」
ネコミミ、確かにそうだ。しかし俺が聞きたいのはそういう事じゃない。涼しい顔をしている沖田くんにもう一度視線を投げかける。
「こんなの俺に渡してどうすんの」
勿論展開が読めないわけではない。何食わぬ顔をした沖田くんからは、嫌な予感しか感じられない。
自分から言葉にしないのは、ほんの些細な抵抗だ。
「今日は2月22日、ニャンニャンニャンで猫の日らしいですぜ」
「へ、へぇー…」
視線をあちこちさ迷わせるが、沖田くんの視線が真っ直ぐ俺にぶつかるのをひしひしと感じる。
俺が無言でネコミミを付けるまで、あと5秒。
2010.02.05(金) 22:50
ラビアレ(D灰)
手足がちぎれそうになるのを無視して思い切り振って。膝が悲鳴をあげるけれどそれでも地面を蹴って。息が上がって酸素が上手く吸い込めなくても前を向いて。
苦しくなるほど走って走って走って。そこで待っているのは君であってほしい。
「アレン!」
大きく手を広げて待ち構える君に、勢いのままダイブするんだ。
「ラビ!ただいま!」
――
うぉぉ意味不明!
2010.01.25(月) 23:59
郭将(笛!)
俺、今日誕生日なんだ
そう告げると風祭は目をぱちくりと見開いて、そうなの?と聞き返した。俺が頷くと、ごめんね知らなくて、何も用意してないやと申し訳なさそうに笑った。
風祭がそんな顔する事じゃないのに。俺は風祭が知らないという事を知っていたし、それに俺は風祭にプレゼントを要求しようなんて思っていない。
――それでも、許されるなら一つだけ。
「次のゲーム絶対風祭にパス回すから、誕生日プレゼント代わりにシュート決めてよ、ね?」
「――うん、頑張るよ」
自信なさ気に頷いていたけど、次の試合には俺が回したボールを、多少危なっかしかったがしっかりゴールに収めてくれた。
そして駆け寄った俺を振り返って微笑んだ。
誕生日おめでとう、郭くん
――
英士誕生日おめでとう!
ギリギリセーフ!
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