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表memo

注)
・本当にちょっとした小説置き場
 (完結済過去ログ
・ちょっとしたお知らせ

現在進行中の話→童貞ノンケ非処女


2009.08.09(日) 01:56


生脱ぎA-2


「どうぞ。」
「どーも…。」
木陰の地面には開かれたレジ袋すなわち即席レジャーシートが、リーマンによって設置された。その上に靴を脱いで立ってみる。
俺ストリップ、ONレジ袋。レジ袋って、俺は切ない。

リーマンは目ざとい。
「あれっ?!ハイソックスなんですかっ?!意外です!」
「あー、確かに普段は履かないんだけど、昨日の朝急いでたから、たまたま。つかハイソックスやだった?「いいえっ?!いいえっ?!そんな訳ありませんけどっ?!あるはずがありませんけどっ?!」
そして気持ち悪い。
男のハイソに興奮するな。息を荒げるな。というか俺はこのハイソックスで……、

「とりあえずズボン脱ぎましょうか?」
「…お…おう…。」
リーマンの要求が、前回と違ってこの先がある分怖い。ハイソックスで……、足コキ。
そんな考えを消し去るようにズボンを勢いよく脱いだ。

それを見て、リーマンはまた声を上げた。
「あれっ?!ボクサーパンツなんですかっ?!トランクスはどうしたんですかっ?!」
「あー、確かに普段は履かないんだけど、お土産でもらったから、たまたま。つかボクサーパンツやだった?」「いいえっ?!いいえっ?!そんな訳ありませんけどっ?!あるはずがありませんけどっ?!」
……デジャヴ。






2009.08.07(金) 00:25


生脱ぎA-1
※受が臭う、汚い等の話ですので、苦手な方はご注意下さい。


俺はその時金が必要だった。

こないだ、にっちもさっちもいかなくなって連れから5万借りた。
で、今日バイト代が入ったから、明日返すことになっていた。
だがしかし!5万も貸してくれた連れに悪い。それに色を付けて返そうとした俺は

パチンコ行っちゃった。

……愚行。数時間前の俺まじファック。
そうです、すりました。すってんてんです。今月生活するのがギリな残金です。とてもじゃないが5万なんて返せません。


「………」
鬱々と歩いていたら例の公園に辿り着いた。ブランコをこぎながら現実を脳内から追い払う。あははーたーのしー…


「こんばんは。」
すると、誰かが挨拶と共に隣のブランコに腰掛けた。


不審者然としている俺に話しかけてくるのは、
「………まーたあんたか…、変態リーマン。」
同じく不審者なのである。










「……で、ブランコで黄昏ていらっしゃったと。」
「ん…。」
リーマンにブランコに乗っていた経緯を聞かれたので、上記をぽつぽつと話した。
それにしてもリーマンは相変わらず真面目そうで、俺のパンツを持ち帰った人間には見えない。

「どうしますか?」
「どうって……?」
「私に5万、払って欲しいですか?」
リーマンと視線がかち合う。挑むような声。いつもと違う雰囲気に一瞬で呑み込まれる。

それでも5万の魅力には勝てない。
「払って…くれるのか…?」
「タダでは払いませんよ、勿論。それにこちらも5万払う訳ですから、それなりの事は要求します。」
それなり。それなりって一体何を要求するつもりなのだろうか。
以前と変わらず変態紳士と言った態度のリーマンだが、前回の倍の金額だ。それなりはそれなりだろう。というか金でそんな事していいものだろうか?いやそんな事ってどんな事だ?アナル?脱糞?

「どうします?」
「ま、待った、まだ考えてる。」
「ゆっくり考えて下さい。
ちなみにアナルもスカトロも要求しませんよ。」
…!なんだ、そうなのか。
ぐちゃぐちゃと損得を考えていた俺は、リーマンのその言葉に決意した。

「……5万、今すぐくれるなら……。」













以前も入った木陰に再びやって来た。リーマンはズボンを脱いで地面に座り、準備万端だ。
アナルじゃないなら………手コキか、フェラ、か。どっちにしろ5万も貰うんだから、一生懸命やろう。
そんな俺の決意をよそに、リーマンはまたも意味不明の質問を投げかけてきた。

「今履いてるパンツと靴下は、今日1日履いていたものですか?」

「へっ?…あー…うん……。」
「何だか歯切れが悪いですね。ちゃんと正確に言って下さい。」
なんかリーマンはプレイのこととなると途端に自己主張が激しくなる。
だけど俺に5万も払ってくれる人、お金を貰う以上、俺はある程度誠実に正直になるべきだろう。

「…ごめん、嘘。………昨日、忙しくて風呂、入ってない…、着替えても、ない。あっ!でも俺家すぐそこだから、風呂入って着替えてく「だぁあああ駄目です!お風呂は駄目です!着替えも駄目です!もったいない!せっかくの2日ものが!もったいない!神が許しても私が許しませんっ!」
…………台詞被ったし。俺の誠実さを返してくれ。
というかリーマンどうしたんだ。前回以上に息が荒い。2日ものって、一体…?変態紳士じゃなくて完全に変態となったリーマンがちょっと怖ぇ。

リーマンは呼吸を整えてから話し始める。
「ふぅー…待って下さい。
つまり昨日からお風呂に入っておらず、パンツも靴下も替えて…」
「ないって。そっきからそう言ってんだろ。」
「…す、素晴らしいです…!」
何がだ。なぜそんなに目をキラキラさせる。


…そもそも俺は考えておくべきだったんだ。アナルをしなくとも、変態の『それなり』だと言うことを。

変態は『それなり』を口にした。聞き間違いであって欲しい。
「……今、なんて?」










「ですから、その2日ものの蒸れたパンツを私のモノに被せて、その臭い靴下を履いた足でしごいてもらえませんか?」





これは表memoで大丈夫でしょうか?
「受汚いの嫌だ。移動させて。」ってのがありましたら、管理人にお知らせ下さい。

2009.07.24(金) 20:30


無題

「ふふんふーんふーんふっふー。」
ほろ酔いで気分よく帰路に着く途中、公園を通り抜けることにした。街灯はまばらで人っこ1人いない。


「…あの」


そんな状況に関わらず、後ろから声をかけられた。男の声だ。酔ってるから恐怖は感じない。
「ほぁい?」
振り返ると、見知らぬリーマンがいた。眼鏡。真面目っぽい。
面識はないけど、俺は酔ってるから気さく。

「なんすかぁー?」
「………えっと、」
話を促すと、リーマンはすこし躊躇ったあと、



「……あなたの、生脱ぎパンツを売ってもらえないでしょうか……?」
こう言い放った。



うん、
「…………へんたい?」
「いえ、あの、代金はきちんと払います…。」
金を払ったら変態じゃないのか。いや変態だ。(反語)
おどおどすんな、変態。

「………やだよ、帰る。」
「い、一万、一万出します…!」
………まじでか、男のパンツにこいつ一万も出すのか。
パンツぐらいで一万もらえるならいいかも…。酔った頭には一万という情報しか入ってこない。

「えー…どうすっかなぁ…。」
「じゃあ一万五千!」
えーえーまじー?どうしよう今月厳しいしなぁ。欲しいなぁ。それだけあれば月末までご飯におかずつけれるなぁ。

悩む俺にリーマンは畳み掛ける。
「駄目ですか?僕の目の前でパンツ脱いで渡すだけで、一万五千円ですよ。」
「…うーん…。」
「他には何もしません。あっちの木陰に行きましょう。お願いします。」
「………………一万五千円、」
「払います。行きましょう。」
そう言うとリーマンは俺の手を引いて、公園の木陰に入った。案外強引だな。まぁ一万五千円だし、……いっか。

「はい、どうぞ。脱いで下さい。」
リーマンは地面に座って、俺に向き直った。俺は立ったまま。なんか下半身見る気まんまんの体勢に引く。
「脱ぐの見んのか…?」
「当たり前です。それ込みの一万五千円です。」
そういうもんなの。つか堂々と言うもんなの、そういうこと。

ベルトを外す。
ジッパーを下ろす。
ズボンを脱いで、下はパンツと靴のみになった。頭ふわふわだから出来たんだろうなぁ、とは思う。
リーマンの視線はずっと、俺の下半身から離れない。

「トランクス派ですか。」
「ん。」
「おしっこする時はパンツ下ろしてしますか?」
「んーん。パンツの穴からちんちん出してする。」
あーなに答えてんだろ。眠くて甘えたな感じ。眠い。

「そうですか、あの、
 …お漏らしパンツならプラス一万出します。
 ………どうでしょう?」

さっさとパンツを脱ごうとしたら、更なる爆弾が投下された。
「…どゆこと?」
「今そこで、そのパンツにおしっこしてもらって、それを渡してもらえるなら、二万五千円出します。」
うっわーガチの変態だー。
はぁはぁしてんのが今更ながら怖ぇよ。

「やぁだ。」
「二万五千円ですよ?ほとんど労せず二万五千円手に入るんですよ?欲しくないんですか?」
「んー…。」
いや欲しいけど、もう眠い。眠いから早く帰りたいんだよ。アグレッシブに交渉してくんなよ。

「ねみぃの…」
「じゃあ早くおしっこして、お金もらって帰りましょう?」
「ん……わぁった、わぁったから……。」
しつこいからいいや、もう。さっさとおしっこして帰ろう。

「ふ…」
立ったまま、パンツ履いたまま、リーマンに見られたまま、下腹部に力を込める。



ジョロジョロジョボ…ッ



黄色い液体が股間から溢れ出る。
酒が入ってる分、たくさんの尿が地面に落ちていく。履いたまんまのパンツに吸収されていく。
あ、靴にかかった。しょうがないから、しゃがむ。そしたら何でかリーマンは余計はぁはぁした。
「しゃがんでおしっこなんて、可愛らしいです。幼児みたいです。」
変態の考えはよくわからん。地面には尿の水たまりが出来た。

「ふぅ…。」
長い放尿を終え、尿を吸って重くなったパンツを脱ぐ。視線が突き刺さるけど、暗いし、別にいい。

そのパンツを座ったままのリーマンに渡した。
「ん、これ。」
「ありがとうございます。じゃあ、お代を。」
そんで二万五千円渡された。やった。これだけあれば髪も切りにいける。

「今日はどうもありがとうございました。気をつけて帰って下さいね。」
リーマンは俺のパンツをジップロックに入れた後、そう言って去っていった。
気をつけるも何も、一番危険なのはお前だよ。そう心中でツッコミながらノーパンで帰った。











後日。

ランニングの途中、公園に立ち寄った。一旦休憩して水分補給していると、

「あの…」

聞き覚えのある声がする。が、無視して、首から下げたタオルで汗を拭った。


「そのタオル、五千円で売ってもらえないでしょうか。」


またか。





気づけばこんな攻ばっかり。
でも生脱ぎパンツとか汗だく体操服って、字ずらだけでもエロくないですか?あ、変態は私だけですか。
近いうちブルセラネタがアップされるに二万五千円。

2009.07.22(水) 23:58


無題

放課後。
部活の先輩が来る前にグラウンドを均す。太陽がかんかん照りで、汗が顎にたまって落ちていく。


「奥沢く〜ん。」

……ああ、やっかいなのが来た。




「あーきもちいー。いーやーさーれーるー。」

じょりじょり

「あれだね、まさにヒーリングスポット、マイサンクチュアリ。エデンだ。」

じょりじょりじょりじょりじょりじょり…



「でぇえいっ!うっとおしい!」
「あうっ!」
俺の坊主頭を撫でさすり続ける不届き者の手を払う。不届き者は、この学校では本当に不届き者、すなわち不良と呼ばれる人間である。それ故にそんなのに絡まれている俺の周りは、人が忽然と消え去っていた、逃げられた。俺が視線をやると人々はさっと目を反らす。誰か助けろ。

「…暑くるしい鬱陶しい。触らないで下さい。」
「あうう〜、俺のヒーリングスポットがぁ〜。」
まとわりつくその人を自力で引き剥がした。チラ見してくるなら助けろ通行人A。
不届き者よ、俺の坊主頭がヒーリングスポットとは、ずいぶんお寒い人生を送ってるのか。まぁ少ししょげたフリをして見せるさまは可愛らしくて、悪い人には見えないのだが、いや、うざったいが。なんだか大型犬みたいだ、なつっこくてうざったいやつ。

「はぁ、とりあえず練習の邪魔なんで散って下さい。しっしっ。」
「しゅーん。」
効果音を口に出されると殺意が湧きます。犬を追い払うように手を振ると、尻尾も耳もその人は下げた(ように見えた)。

下げた頭は嫌でも視界に入る。
「……増田さん、頭、大丈夫なんですか?」
「えっ!!?流石にその質問ひどくないっ!?奥沢くんには俺が頭おかしいように見えるの!?」

見える。

「いや、そうじゃなくて。
髪、校則にひっかかるとかいうレベルじゃないでしょ。それ。」
「あ、なんだそういう?いきなり悪口言われたのかと思ったー。奥沢くんじゃなきゃ残虐ファイト始めてた!」
そんな事ほがらかに言うな、怖いわ!そんで俺はこの人の中でどんな位置付けなんだ。

本題に戻る。
髪、増田さんの髪は短いけれど、色んな色、赤とか青とか淡い色がまだらに、マーブルに、
例えるならビー玉みたいな色合いになっている。
校則にいくつ引っかかってるのか判別不能だ。

「そうだねー。教育指導の西島にめちゃくちゃ絡まれたよ。色々あって職員室のドア壊しちゃったし。
奥沢くんはどう思う?格好いいと思う?」
「え……さぁ、俺にはファッションのことはよく分かりません。」
…そんな目をキラキラさせて言われても。モテそうだとは思う。
そう言えば、さっき職員室に行ったらドアがなかったけど、この人のせいだったのか。残虐ファイトin職員室が勃発したって噂も本当だったのか。

キラキラした目は俺の頭を捉える。太陽の光を受けた目もビー玉みたいだ。
「俺は奥沢くんの髪型好きだな、触り心地も見た目も。」
「ただの坊主ですよ。」
「でも格好いいよ、似合ってる。」
「それなら増田さんの方が、きれいですよ。」


間。


「え、」
失言した。
きょとんとした増田さんの表情が変化していくにつれ、強くそう思った。


にやにや
「別に深い意味ではなく、」

にやにやにやにや
「色合いが、」

にやにやにやにやにやにやにやにや…

「あっは!え〜なに〜?そう?
初めて奥沢くんに褒められちゃったぁ。
よーし、じゃあ俺この髪型キープしようっと。」
嬉しそうに笑う増田さん。笑うと顔がくしゃっとなって、幼くなったように見える。
……いや、そんなに喜ばなくても。本当に俺はどんな位置付けなんだ。
だけど、さっき不意に出たあれは正直、髪型に限ったことではないのだけれど、余計図に乗らせるので黙っておく。




ビー玉がキラキラ光る。
からからころころぶつかって、音を立てる。








不思議素直不良→←平凡野球少年。
残虐ファイト=喧嘩。
ミステリアス、一歩間違えばデムパゆんゆんな不良っこが書きたかったんですが、撃沈。
なんか色々迷走中……。

2009.07.11(土) 16:11


無題


唇にクリームソースが絡んで、それを舐めとる、そいつの舌の卑猥なこと。ああ、そのパスタのサーモンになりたい。全身舐めとられたい。

俺よりごつくて、ピアスだらけで、入れ墨だらけな男だけども、昨日のおかずはそいつなのだ。

「………なに、食べんの?」
「え、あ、…ん。」
そいつの口の中の粘膜が気になって、俺のピザは手付かずのまま放置されている。
それを訝しむそいつは、もうパスタを平らげていた。

「じゃあもーらい。」
「あげる。」
昼食はもともとあまり食べないし、そいつの食べるところが見たくてピザを渡した。
ピザはそいつの口に運ばれて、千切れる。その口に挟まれたチーズがとろける。
「…ん。」
チーズがこぼれて、そいつの手の甲に落ちる。それを、ああ行儀が悪い。そのままそいつは舐め啜った。
「……えっろ。」
下品で。
お上品ななにかより、下品なあの下唇にむしゃぶりつきたい。



「……」
食後の一服をしてるそいつを傍目に見ながら、ああ、悩ましい。その唇も、そいつの鞄の中に見える袋も。
その袋はどうしても俺を惑わせる。
理由を説明するなら、まず俺はそいつの時間割を完全に把握している。今日は3限がドイツ語、4限が芸術学……そして、2限。
昼前の2限は、体育で。
つまりあの袋の中には、脱ぎたての、汗を吸いきった、体育に用いた服が入ってると考えられる。果ては、上靴まで。
それが俺を惑わすんだ。

「トイレ行ってくる。」
「行ってら。」
ひたすら汗臭いであろうそれを夢想していたら、そいつはトイレに席を立った。
そいつの鞄に視線をやると、色んな利害が頭を駆け巡る。が、0コンマ1秒で嗅ぐだけなら問題ないと結論が出た。周りを確認する余裕はない。構わない。
そいつの鞄を開ける。汚い。鼓動が頭の中で反響しそうなぐらいに、打っている。構わない。

…素早くその袋をひっつかんで、



顔を突っ込んだ。









その後、カピカピになったそれが、そいつの家に届けられた。
怒り狂うそいつを宥めるのも俺だった。

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