Ｃの階段
2012.09.13(木) 08:24
見えなくなっていた星を
もう一度見つけたら、
暗いと思った夜空も、
広すぎると感じた世界も、
その一点のためにすべて明るく染まるよ。
見えなくなっていた星を
もう一度見つけたら。
2012.09.07(金) 02:11
肌が凍えて泣きそうになった。
だけどそれを伝える言葉なんて知らない。
2012.07.17(火) 08:35
あまやかにあなたを想い
密かなる愛しさに
何度この身を震わせたでしょう
たとえ獣の逢瀬であっても
心と体、魂ですら、融け合える
そのあまやかさの中で私は
あなたという光を視るのです
どうぞ、美しくいて
あなたのその美しさで
私を全て汚して構わないから
どうか、私を染め上げて…
優しく
激しく
泣き狂うほど。
2012.07.04(水) 14:27
風を見る
今はもう見えない
左手を見る
もう大丈夫と言い聞かす
空を見る
そこに何があるかわからない
怯えて動けない
見えるのにもう見ていない
まばたきするたびに、
少しずつ完成していく。
2012.06.28(木) 06:30
ここはさむいからいや。
あたたかいのがすき、
それはじぶんのつめたさ。
やさしいのがすき、
それはじぶんのよわさ。
いたいのがすき、
それはじぶんのむじゅん。
ここはさむいからいや。
それだけはわかってる。
それだけはりゆうにしない。
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