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ネタバレありで不定期更新。雑食ですえ知ってる?←
2010.08.13(金) 07:16
【これが分かれば貴女は心友です3】

「もうアニメも四分の一終わったかな」
「俺の活躍はすげぇだろ」
「管理人最近サボってるから知らないみたいだよ」
「(*´・ω・`*)」
「顔文字で表現すんな!」
「で、冗談はさておき。今日は誰にすんだ?」
「今日は牛頭丸についてってさっき指令が」
「相変わらず趣味丸だしだな」
「全くだよ。牛頭の中の人と言えば、夜の学校でアヤカシを滅してる中学生が思い浮かぶよね」
「おいおい俺らを封じる側かよ。いけ好かねぇ野郎だぜ」
「管理人の友達に陰陽師と似てるってつい最近言われたみたい」
「ふぅん。あとはアレだな」
「アレだね」
「超次元サッカーで天才MFって言われ、ドレッドヘアにゴーグルとマントを付けている中学生だな」
「あれは牛頭の声より渋くなってるよね」
「アドリブでマントはセーフだって言う言葉が笑いを誘ったよな」
「まあねー。あれは傑作だったよ。あと他には眼鏡でアイドル親衛隊の隊長の友達とか」
「シリーズ化してるロボットアニメのオレンジ服の微妙なロン毛とか」
「あげたらキリがないよね」
「俺には劣るがな」
「何急に張り合ってんの!?」


(夜+昼/本当鬼道さん愛してる)
※訂正しました!

2010.06.22(火) 14:56
【欠伸】

「…こんな所で寝ると風邪を引くぞ」
「…ふぁ?あ、牛鬼か…」

眠いとまた目元を擦るリクオについ頬が緩んでしまいそうになるが、気を引き締めた。堪えねばならぬときもある。

「眠いなら布団に入って眠ったらどうだ。一の長がそうだらし無く居てどうする」

示しがつかぬだろう、と諭すと、まだしなければならないことがあるのだと言う。

「明日に回せぬのか」
「明日提出だから。…あ、大分目が覚めてきた」

ぱちくりと瞬きをすると、リクオは本当に目が覚めたようだ。筆を持つ力が戻っている。

「お茶が欲しいなら頼んでくるが」
「いいよ、それくらい自分で出来るから」
「そうか」

ならば戻るとするかと障子に手をかけたとき、リクオは気付いたように声をかけてきた。

「あ、安心してうたた寝出来るのは信頼してるんだからね」

何をおっしゃるんだ、この方は。


(牛昼若/牛鬼の口調はテキトーです)

2010.06.21(月) 10:12
【消毒】

無骨な手が袂の間にぞんざいに突っ込まれた。身体の線を優しく撫でられ、堪えていた息が少し漏れてしまう。悔しくてたまらない。
それに気がついた夜のリクオは満足そうに唇の端をあげた。

「誰が怪我してねぇって?」
「……見えないところだったんだけど」
「あのなあ、オレはお前だぜ?隠し事はなし、出来るはずもねぇよ」

なら聞くなよとリクオは思うが、意外とねちっこく追求してきた。口で聞いても答えないとでも思ったのだろうか、手は執拗に身体をまさぐってきて、上手く力が入りそうにない。
奥へ奥へと手が迫ってくる。侵入者は遠慮がなかった。
―――あ、芯が熱い。

「他に怪我、してねぇよな」
「触らずにきけば…あっ」
「―――ほら、ここにも一つ」

愛おしそうに脇腹の一筋の傷を撫でられた。見えないが感触で分かる。緩慢な動きが余計に痛みを煽っているようだ。
恐ろしく堪らない。

「思ったより痛そうだな。…早く消毒しねぇと倦むぞ」
「わかってるから…放して…って、ちょ!」

今度はいきなり腕を袂から引き抜いたかと思うと、制止も聞かずに脱がせにかかってきた。
放されるどころか、近づいている。リクオは思わず赤面してしまった。
どれだけ強引で粗暴でも端正な顔は人を抗えなくさせる。狡い。非常に狡い戦法だと思う。
その半身は、

「オレが手当てしてやる」
と、あたかも親切ぶって言ったのは良いが、

「で、なんで身体に顔近付けてくるんだ!」

体勢もいつの間にかリクオが、夜のリクオの膝の上に乗っかかる状態に誘導していた。白く長い髪がいつもよりも近くにある。

「は?だってなめりゃ治るもんだろ」

唾付ければだろと瞬時に思うが、反論は許されなかった。
そう言ったかと思うと、急に肌に生々しく、ざらついた感触が掠めたからだ。なぞるように舌先は傷口を覆う。その一瞬に一筋の刺激が全身を貫いた。出そうになった声を、リクオは咄嗟に唇を噛んでまた堪える。手は緩やかに伸びている髪をわしっと強く掴んで引っ張っていた。
夜のリクオはまた2、3度舌先を行き来させ、丹念に"消毒"をする。

「も、もういいから」

出た声は思ったよりもか細かった。先ほどまでの威勢は形を潜めてしまったらしい。
本当に放して欲しかった。どうにかなりそうだ。
それでも夜のリクオは手を緩めなかった。まだまだと言うように。
音で抵抗出来なくなり、嫌々と示すようにふるふると首を横にリクオは振ったが、逆にそれが煽っているのを彼は知らない。
丹念に傷口を舐められていく。あちこちに散らばっている一つ一つの傷を丁寧に夜のリクオはなぞっていった。
その傷たちに触れられる度にリクオはみょうな気分になり、唇を噛んではやり過ごす。
不思議なもので必死に堪えようとすると、自然と息を止めてしまっているらしい。リクオの息は徐々に上がっていった。
はぁはぁと息継ぎをする間に、だんだんとリクオは傷の痛みに堪えているのか、それとも悦楽の交じったじれったさに堪えているのか、判然がつかなくなっていた。きゅっと髪を掴む手に力が篭る。
とりあえず、早く終わって欲しい。過ぎ去って欲しかった。

「なあ――――どうして欲しい?」

リクオが答えられるはずもないのに、夜のリクオは分かっていて尋ねる。だから余計に性質が悪い。
その怪しく笑う彼の顔は憎らしいほど、妖艶だった。

(夜昼/セフトォォォ!みたいな話が書きたかった/むしゃくしゃしてやった後悔はない)

2010.04.12(月) 18:52
【これが分かれば貴女は心友です2】

「次誰にすんだ?」
「ここは敢えての黒でいこう!」
「…まんま管理人の趣味じゃねぇか」
「気にしない気にしない!黒の声はボクの声と同じくとあるゲームの主人公だったよね」
「物語シリーズか。確か黒髪で長い髪だったな。どこと無く黒に似てなくもねぇぜ」
「でも性格まるっきり違うけど」
「ハハハハハハハ…」
「他は忍者マンガの犬と戯れる少年とか」
「戯れるってなんだよ、戯れるって」
「気にしない気にしない!」
「…さっきも言ってなかったっけなあ、それ」
「うるさいなあ。いいでしょ、もう!ちなみによく中の人は自分のこと犬声優って言ってたりしてるよね」
「……しっちゃかめっちゃかだな」


(夜+昼/この声優さんわりと好きです)

2010.04.08(木) 22:53
【分かれば貴女は私と心友です1】

「さあてあと三ヶ月でアニメ放送だね!」
「そうだな。で、オレたちの中の人が発表されたんだっけな」
「ちょ、中の人って!間違ってないけどさ!」
「細かいことは気にしちゃいけねぇぜ。で、オレらは―――」
「あー!名前言っちゃだめだからねっ!」
「はァ?」
「検索に引っ掛かるかもしれないから気をつけないと…」
「なんじゃそりゃ。…んじゃあどうすんだよ」
「まあ例を挙げて話していけばいいと思う」
「そうか…なら昼のオレは声質的に言うと。とある高校麻雀部で唯一の男子部員の声に似てるよな」
「どんだけマイナーなネタっ!?他にあるじゃないか…物語シリーズの主人公の一人で、前作の英雄の息子で金髪とか」
「麻雀部員も金髪だぜ」
「しつこいな、そのネタっ!」
「ちなみにオレは最近の有名どころでいやぁ…」
「世界に反逆する仮面とマントだよね」
「…他に言い方ってもんがあるだろ」
「えー無いよ?」
「断言すんな!左目に特殊能力をそなえてるとかな、とにかく仮面とマントを強調するんじゃねえ!」
「ちなみにこれは首無の中の人がメインの一人で出てるよね」
「…そうだったな。他にも13才の軍人がオペレートするナビで、迷彩柄が特徴的なのも演じてたっけなあ」
「…確か管理人の好きなシリーズだったよね。ってかマイナーだからソレもっ!」
「分かってねぇなあ…マイナーな方が説明のしがいがあんだろ?」
「………」


(夜+昼/アニメ化を記念して中の人紹介です/笑)

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