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名前変換無しの小ネタ。



2016.03.02(水) 19:28

28 サンジの誕生日

女の子の前でへらへらしてるのが嫌だ。私が喜ぶことを全部分かっている様子なのが気に食わない。だから私はサンジに対して酷い態度を取り続けるのに、スマートにエスコートするその余裕っぷりもムカつく。ムカつくけど好き。だから今日くらい素直に君を祝っても、恥ずかしいことなんてない、よね?

貴方はサンジで『言い訳はバッチリさ』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://shindanmaker.com/587150

2016.03.02(水) 19:28
28 サンジの誕生日

女の子の前でへらへらしてるのが嫌だ。私が喜ぶことを全部分かっている様子なのが気に食わない。だから私はサンジに対して酷い態度を取り続けるのに、スマートにエスコートするその余裕っぷりもムカつく。ムカつくけど好き。だから今日くらい素直に君を祝っても、恥ずかしいことなんてない、よね?

貴方はサンジで『言い訳はバッチリさ』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://shindanmaker.com/587150

2014.02.02(日) 14:11

27 かるてっと小ネタ


『休日にさ、もそっと昼間起きてきてメガネ曇らせながらカップ焼きそば食べる女の子ってどうよ』

「フン、どうせ貴様のことだろう。酷い有様だな」

『そう、そうなのよ!!!』

「くっなんだ!いきなり肩を掴むな!」

『その反応を待ってたの!』

「その反応以外にしようがないだろう。自分からその返答を求めるだなんてとんだマゾ女だなお前は」

『そう言ってもらうことで少しその寂しさを緩和させようと思ったんだもん!』

「くっつくづくお前は意味が分からん!金輪際俺に近づくな!」

『だって同じこと蘭丸に言ったらどこの焼きそばだ、美味いのかって興味津々で乗ってこられるし、藍は説教始めるんだもん……』

「まぁ奴等らしいではないか」

『嶺二に至ってはさ、仏のような顔してさ……“似たようなものを感じるな”、って』

「……酷い有様だな」

『ねぇ!私これから嶺二の家にカップ焼きそば持参して一緒に食べてあげた方がいいのかな!!!』


ーーーーーーー

おもしろくもなんともない

2014.01.30(木) 20:16

26 月島蛍


無駄とだるいとめんどくさい。これが月島蛍の代名詞。


「ねぇもうこれ以上粘っても君に解けないものは解けないから。出して、早急に」

『いや!ちょっと待って、あと少しで思い出しそうなんだからっ』


私のやってることにはすぐ「それって意味があるの」と聞いてくる。聞いてくるくせに手伝いはしてくれない。


「いや、15分考えて出てこない漢字は100%忘れてるんだよ。知らないの」

『知らない』

「ねぇキミさ、迷惑かけてる自覚ある?」

『ない』


なんでそんな彼がその自由奔放な性格を野放しにこの15年間生きてこれたのか。それは彼の生まれながらの才能が彼を助けてきたから。
皮肉なことに月島にはその性格をもってしても生きる術があったし、その結果効率的な生き方しか出来なくなってしまったんだ。


『これができれば、これさえできれば追試しなくていーんだもん』

「じゃあこれが出来ないからキミは追試」

『モッパら……モッパ……』

「無視するんだ」


そうだ。面倒なことが嫌いな月島だったらこの状況から抜け出すために私に答えを教えてくれるかもしれない。もうちょっと時間稼ぎをしてみよう。

月島のイライラを測るためにちらっと顔をあげると全てを見通されたようで「教えないから」と冷たく言い捨てられた。


『本当に待って、お願い。あとちょっとで出てきそうなの』

「専ら、ねぇ」

『んんんー……』

「……いいよ。思う存分悩んだら?後で僕にぶつくさ文句言われてもメンドウだし今日だけは見逃してあげる」

『え、つきし……ほんとに?』

「返答してる暇あったら頭働かせたら、バカ」



月島の考えてることって分からない。
苦い顔をした月島はそのまま黙って二つ離れた席に座った。

相変わらず嫌そうな顔をしているし、たぶん優しいっていう気持ちからじゃなくて自分が1番楽になる最善策が私を待つっていうことなんだろう。


『ねぇ月島』

「なに」

『私、思い出せるかな』

「思い出せないんじゃない」

『うん、でも私頑張るからね』


月島の考えてることって、生き方って、私には全然分からない。
でも勝手に月島の優しさを感じて嬉しくなる。


「ねぇ、シャーペンの持ち方違わない?」

『今張り切ってるの!!』

「いや、意味分からない」




[END]


Twitter即興二次小説
お題「彼の感覚」

放棄してしまいました…のでここに

2013.09.26(木) 23:34
25ツッキーと山口


びこーずふれんず

いったいどうしろというのだろう。
気難しい性格ではなかったはずだ。滅多なことじゃ怒らない。山口が大遅刻をかましても何事もなかったかのように歩き始めるし、私が夜にしつこく電話をかけてもそれを責めることなく無視してくれた。日向が月島の靴をぐしゃっと踏んで体育館へ駆け込んでいった時はさすがに顔をしかめていたけど、それを詰るようなことは一言も発さなかった。3人でケーキを食べに行った時だって……。月島の好物のショートケーキ、私の好物のいちごだけを勝手にもらったって怒らなかったっていうのに!


「なにがご不満なんだろうね」

「ツッキーぶすっとしてるよ……どうしよう俺なんかしたのかな!ごめんツッキー!」

「いや、山口が何かしたくらいじゃ月島は動じないでしょ。それは私にも同じ」


思い当たる節がないか、今日あった出来事を手繰っている横で山口かわ真っ青になって頭を抱えている。
ちょっぴりうっとおしい友人思いの山口とも何事もなく付き合ってこれてるんだからやっぱり月島の心はディズニーランドくらい広い。や、なんか月島の援護に優しいを持ってくるほどではないかなって思って……


「ねぇねぇ山口。確かに私達と月島は深くは語る仲じゃないよ」

「お前と俺を一緒にすんなよ!」

「語る仲じゃないよ。でもね……」


やっぱり仮にも友達なら、友達がなにか抱えてる時はそれを吐き出せる場所になるべきだと思うの。

私のちょっぴりいい言葉にコクリと頷いた山口は、さっきまでの慌てっぷりと一変してちょっとだけ目に力がこもった。
あぁ、なんてこと。友情を思う2人の間にも新たに友情が生まれるなんて、なんて素敵な話なんだろう。




「ねぇツッキー」

「月島さ、なにか困ってることある?あるんだったら私達、力になりたいの」

「ほんとだよツッキー!俺達じゃ力になれないかもしれないけど本気だから!俺、ツッキーに笑顔でいてほしい!」

「そう!月島の笑顔が見たい!」

「ツッキー!!」


捲し立てるような言い方は月島が1番引いてしまうことはちゃんとわかってるけど、私達の精一杯を伝えるためにも計画はせずあえて正攻法でぶつかった。それが月島にも伝わったのか、月島は真正面から私達を見上げた。

そう、やっと気づいてくれたんだとでも言いたげな笑顔で……



「ノートとってるんだけど2人がきてから前でわちゃわちゃされて邪魔だからどいてほしいなってずっと思ってた」


ーーーーーーーー
ついった、即興小説
お題:難しい国

2013.03.30(土) 10:30

<<一次創作百合>>
イブの国



いけないことをしているのだという自覚はあった。でも形状のないそれが私の口の中に入ったきた時、私を支える全ての固体という物質が溶けて同化してしまったような錯覚に陥ったの。今までに誰が、何度掴んだかも分からないシーツをくしゃくしゃに握りしめた。完敗した好奇心などはとうにかなぐり捨て、上体を支えることだけにただ必死に呼吸を合わせる。無意識に生きるための酸素を求めた。
変だよ、おかしいよこんなの。
異端な自分への非難さえスパイスに変わり、どろどろと渦巻く混濁に溶けて消えていく。


小さく開いた唇から発された声はさっきまでの卑猥な水音とは打って変わり、鈴の音のように静かに凛としていた。
「昔ね、ちっちゃい頃。やっちゃだめって言われてることが分からなかったの」
「悪い子じゃない」
「悪い子ではなかったのよ」
シーツに貼り付けられたような私の手を丁寧に剥がし、一本一本指を絡める。薄暗いフットライトの光では髪で影になった明穂の表情は読めなかった。かわりに倒れかかるように肩に頭が乗せられる。沈黙を作りたくないのか身じろぎをする明穂に合わせて意味もなく私も一緒に体を揺らした。時折小さく唸る明穂が可愛くて好きだってそう呟いたら、下を向いたままのくぐもった声で好きって返された。
「期待しても……いいんでしょ」
期待なんてもうとっくのとうにしてるくせに。口から洩れる吐息がうなじにかかりくすぐったい。

ギリギリまで膨らませたシャボン玉が割れずに私のところに届けば明穂の勝ち。届く前に弾けたら明穂の負け。割れたシャボンは元には戻らず跡形も無くそこから消えてしまう。飛んできたシャボンは今、目の前で私の指先にそっと触れ、パチンと小さく弾けた。

2013.03.29(金) 10:29

<<一次創作>>
春には桜が咲き、桜が散ります



桜が散り始めたから明日のお花見は中止になった。
もともと集まりもあんまり良くなかったらしいよ。連絡をくれたアキが誰となく文句を言うように教えてくれた。
卒業してから会える最初で最後のチャンスだったのに。ベットの上で小さく膝を抱えてケータイを握りしめる。思った以上に落胆した自分を自覚した。次会うときはお酒なんかの見ながら思い出話に花を咲かせるのかな。あの時、高校生の時ね、私吉田のこと好きだったんだよ。信じる?バレバレだったよって笑われるかもしれない。自分も好きだったなんてキセキみたいなことを言われるなんて思ってない、そんな期待はしてない。でも知らなかった、ってそう言われるただの想像が今の私の気分を一層重くさせた。
手持ち無沙汰に着信履歴を見返して、辿り着いた11ケタの数字を目で追う。忘れてほしくない。たまに、高校時代を思い出した時にふと一緒に頭に浮かぶだけでもいい。そういえばあんな奴いたなって、それだけで十分。高校時代最後の思い出に自分を刻みつけたいなんてとんでもない贅沢だった、そんなの後になってから思えばいい。
夜の空気に静かに響くバイクの音が静かに家の前を去っていく。唸り声をあげ、窓を揺らす春風が今も尚、絶えず桜の花びらを吹き飛ばしていることを考えると自然と目が細まった。
スケジュール帳に大きく書かれたお花見の文字。嬉々として記したそれを消そうと修正機を手にとったがふと考え直して筆箱に戻した。かわりに大きくバッテン印をつけた30日の枠を指先でなぞり、その指先をそのままタッチパネルでスライドさせた。

このコール中にも君のケータイ画面には私の名前が表示されているのだろうか。
心臓が激しく暴れた。ケータイを支えられないほどに手が震えた。
午前0時の3秒前、このコールがきれると同時に私は君との最初の思い出を歩む。

2012.03.12(月) 02:00

24後輩フラン


「ちゅー、していいですかー?」

さらっとエメラルドグリーンの髪がフランの目にかかる。
返事をするまもなく傾けられたフランの顔が目の前に近づいてきて開きかけていた私の口に…正確には下唇にフランの唇が触れた、まったく変なところ器用なんだから。

その唇はすぐ離れ、また今度ははむっと甘噛みするようにキスされた。息がうまく出来ず、堪らなく後ろに下がるがフランがそれを許さない。頬に手をかけられ長い睫毛がちらちらと触れそうになるくらい近づいていた。

「ミーのキスで酔ってください」

ぽそっとそんなことを呟いたフランが息を整える間もなくまた唇を寄せる。

あぁ、もう戻ってこられそうにない。
私にはただ必死に応えるしかもう道はないのだ。


――――――――――――
自分が年下であることに引け目を感じてて、でもそれは何があっても変えられないことなのがもどかしくて普段から気にしてるフラン。せめて年下だってことを感じさせないようにしなきゃ…とかなんとか内心必死で仕方ないフランくん…みたいなこと思って書きました。
ヒロインはそんなこと微塵も気にしてないのに普段ポーカーフェイスで周りのこと気にしないフランが中ではとても焦っているのが可愛いです。

初彼女と初ちゅーで歯ごっちんしちゃう鮫さんとか可愛い。


2011.06.19(日) 00:51

23スクアーロ



『ねぇ見てみてー』
「ゔぉい愛、今忙しいからあとにしてくれぇ」
『……』


『はーあ、せっかく見せてあげようと思ったのにな』
「……」
『でもスクアーロになんか見せてあげないんだから』
「……」
『…まぁ今なら見せてあげてもいいんだけど』
「……」




『…そーだ、ボスに見せにいこっと』
「愛、」


ちゅっ


『スク、アーロ』
「あと30分もありゃ終わるから待ってろぉ」
『うん』
「待ってたら今度は口にしてやるからなぁ」



ちゅーで引き止める
((ザンザスの所にいくなんて言うなぁ))



[END]

主人公ランボみたい




2011.06.13(月) 07:46


22雲雀



「やぁ」
『あれ、雲雀さんこんにちは!偶然ですね』
「見回りのついでだよ。愛は?」
『んとですね、レポートを書かなくちゃいけなくて今その資料を探してるんです』



そう言い終わると"あっ"と横の本棚に飛びつき本を取り出す愛。しかし思っていたものと違ったのかしょんぼりとしながら本棚に戻す。



「なんの本?」
『私はイタリアの食文化の歴史の本です。それがなかなか見つからなくて…』

「一緒に探すよ」
『でもお仕事中なのに大丈夫なんですか?』
「うん」
『ありがとうございます!』



それらしき本がありそうなスペースの1つ1つのタイトルを順番に見ていくがなかなか思っているような本は見つからない。

数分間本の背表紙と向かいひたすら探し、やっと見つけたのは愛の言っていた「イタリアな食文化の歴史」というもはや1文字も変わらないタイトルの本だった。でも本棚の上から2番目にあるため愛が見つけられないのも当たり前だ。



「僕が取るよ」
『いえ、ここまでしていただいたので大丈夫です!』
「でも背が届かないだろ」
『なんのための台なんですか、ほらこれ!』



いつの間に持ってきていたのか、図書館によく置いてある台を引きずってきた愛は"大丈夫、大丈夫"といいながらその台に上る。足元が少しぐらついていてすでに危なっかしい。



「愛…」
『大丈夫ですって!雲雀さん気にしすぎですよ』
「いや…」
『う、あとちょっと…』
「ねぇ愛」
『どうしたんですか雲雀さん?』






















「…パンツ見えてる」

『ひぁっ』







(あっあのありがとうございました、結局雲雀さんに取ってもらって…)
(……別に)


(あれ、本を検索する機械つかえばよかった)
(……)




[END]

最後の雲雀さんは照れてるだけ。クロームの声の方の出ていたアニメのフゥ太の声の方の歌う某パンツの曲聞いてたら思いつきました。





[次#]

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