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罰ゲーム


「君が僕のこと、好きだってことは分かった。正直、その…気持ちは嬉しい。」
「ほ、ほんとか!?」
不良君の周りに花が咲いた。とても嬉しそうだ。

「じ、じゃあ付き「気持ちは嬉しいんだけど…」……え。」

ごめん。不良君。最後まで聞いて。


「僕、君のこと知らないんだ。いや、噂では知ってんだけど…そのどこのチーム潰したとか3年生を病院送りにしたとか、そんなのしか知らないんだ。」

「………」
不良君の顔が険しくなった。こわい。
僕これ大丈夫か?


「いきなり付き合うとか無理。だからさ、お友達からとかはだめ?」

「…え?」
信じられないと不良君の目が言っている。


あ、やっぱりだめか。
昨日から生の不良君って初めて見たけど、噂ほど怖くないんだよなぁ。

というか、赤くなったり、しょんぼりしてる姿はちょっと可愛いかった。
だから、いろんな不良君のことを知りたいと思った。
その為にはまず、友人になろうと思ったんだけど…。

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あきゅろす。
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