I


秋屋にとって俺の存在自体を欲するわけではない発言故に。
ならば俺は彼に嘘を吐こう。


「俺も秋屋が好きだから」


本当は大好きなんだけどな。
大好きでたまらない、お前のその狡猾な発言すら寛容出来てしまう。








この日、俺は秋屋と付き合う事になった。














つづく。

[*前へ]

10/10ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!