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想う心(エドウィン)
鋼の錬金術師/エド×ウィンリィ





「エド〜?」


リビングにも庭にもいない。
どこ行ったんだろう



「エド…」


ガチャ。居た



「…エド?」

「おう」


あたしのベッドの上で、あたしの毛布にくるまって


「どこ行ったかと思ったじゃない」

「ん…」

「てゆーか…何してんの」

「アルもばっちゃんもいなくなってて、お前の部屋来たら毛布があったから」



――ウィンリィの匂いのする



「アルとばっちゃんは買い出し!あんたが昼寝してる間に出かけたわよ」

「ん…そっか」


なんだか変ね。

おとなしい?



「あんたなんか変…」

「ウィンリィ」


ことばを遮られて、手招きされた。
なんだろうと思って近づくと


「なに…」



ぐいっ。
引っ張られた。

さらに


ぎゅっ



「エド?」


抱き締められるなんてこと滅多にないから、落ち着かない



「やわらかいな」


すぐ近くでエドの声がする

「そりゃ…女だもの」

「だよな…」



なに?何か変だわ



「側にいてやれなくて…ごめんな。ごめん」


(2回。アルの分かな)


あたしを抱き締める腕に少し、力が入った。
機械鎧の冷たい感触



「エド」

「ん」

「あたしは大丈夫だから。ずっとここで待ってるから、いなくなったりしないから、だから、大丈夫」


心配しないで、行ってきなさいよ


「…あぁ」

「ってアンタいつまで抱き締めてるつもり!?離しなさいよっ」

「えっあっちがっ…!」













友達以上恋人未満、でも家族!(何)
もともと漫画にする予定だったんで台詞が多い…


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あきゅろす。
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