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「で、あるからこれがこうでこうなのよー。あ、ここ多分テストにでるだろうからチェックね!あ、鐘が鳴ったから授業終わりー!はい、解散―。」


授業が終わったとたん、3人組がやってきた。

「レン!ホグワーツにくるなんて僕聞いてないよ!」

「だってぇ、驚かしたかったんだもーん!」

「ビックリしたよ、僕も!」

「あっははー、悪戯成功ね★」

「それにしても、レンの授業わかりやすかったわ。」

「あら、元首席よ?天才★だっもーん!」

「・・・・・・・・・」


(全然見えない・・・)



「何その不思議そうな顔!ひどいなぁ、もう!」

「それより、完全に大人に戻ったんだね?」

「ええ、もう戻ったわ。意外に戻るの遅かったのよね・・・」

「あんまり変わらないね?」

「失敬な!10センチは違うわよ!この10センチがどんだけ重要か・・・!」


そうよ、この10センチがどんだけ大切か君たちはわかってないのよ!長身な欧米人には日本人のこの低身長な悩みがわからないんだわ!ホントもう!



「さあほら、次の授業にいきなさい?遅れちゃうわよ。ドアまで送るわ!」


ガチャリと開けた先にはセブルスが。


「あちゃー、まだいたの?セブたん。早く授業にいきなよー。」

「我輩は次の時間開いてるんでな。レン、貴様ちょっとこい!」

「え、うわっ!待って、待ってって!着いてくから首根っこ引っ張らないで!」

「離したら逃げるのわかってるのに離すかッ!」

「ひっどーい!信用ないのね!」

「貴様に何度逃げられたことか!」





ズルズルと引きずられながら、レンとスネイプは見えなくなってしまった。

「・・・。ぼ、僕たちも早く授業に行こうか。」

「・・・そうね。」


連れて行かれたレンは、スネイプに怒られているんだろうなー・・・。


(そうです私が先生です!)





(まぁまぁセブたん、そんなカリカリしなさんな!)

(させているのはお前だ、レン!)

(キャー★おこっちゃやーよ)

(・・・・・・。)




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あきゅろす。
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