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「では授業を開始する。」
今日もルーピン先生の代わりにスネイプが授業。
の、ハズだった。
「ちょっと待った―!」
どっかーん、と扉が開いて現れたのは、
「え、レン?!」
「はっぁーい、ハリー!」
「レン、貴様何をするんだ!また我輩の授業を邪魔する気か!帰れッ!」
「ノンノン、セブたん。今日は邪魔しにきたんじゃないわ!授業しに来たのよ★」
ほら、とセブルスに校長印の許可証を見せる。
そう、今日は邪魔しにきたんじゃないのよ!
「そんな話我輩は聞いていない!」
「うん、だって今もらってきたもの!」
「ふざけるな!帰れ!」
「やっだよーん、授業するんだもーん!」
「貴様にまともな授業ができるものか!」
「あらそれはどうかしら?」
「授業の半分を無駄にするに決まってる!」
「あっはー、それは言えてるー!だっておしゃべりしたくなるじゃない?」
「ならんわ!」
「まぁまぁ、もう許可証あるしあたしの授業は決定してるんだから★」
「貴様ッ!」
「ほらほらセブたん、どいたどいた!」
セブルスの背中を押し、部屋から追い出す。
ついでに魔法で開かぬよう、鍵にも細工しましたー!
「さーて、授業はじめまーす!」
いきなりの事にほとんどの生徒がポカンと口を開けながら教壇にたったあたしを見た。
「えーっと、体調の悪いリーマスに代わりあたしが授業やるねー。レンでーす、よろしく★」
自己紹介をして、話しだす。
いやほら、一回くらい大丈夫だって!
「―――でさぁ、セブルスったらねちっこいってかなんてゆーか、ね?!皆もそういう経験あるでしょう?」
どっから話が脱線したのか、セブルスの話になってしまった。
あれ、何の話してたんだっけ?
「・・・よし、じゃあまともに授業しますか。212ページ開いてねー!」
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