「海だああああああ!」


やってきました海!
あんだけ嫌がってたシリウスもしぶしぶ着いてきてますっ!
それにハリーはもちろん、夏休みってことでリーマスにロンにハー子も誘ってみました。
ちなみにセブたんも誘ってみたけれど拒否されました☆


「いい歳したやつがなーにはしゃいでんだよ。」

「いいじゃん!いくつになったってはしゃぐ時ははしゃぐもんだよ!ねっ、リーマス!」

「・・・うーん、その言葉は僕よりシリウス、君に贈るものだと思うけれどね?」

「バカヤロー!俺はこんなことではしゃがねーよ!」

「ぷぷぷ、言われてやんのー!」


大人組が初っ端からはしゃぐ中、子ども組はそんなあたしたちの会話を聞きながら笑っていた。


「レンってば最初からテンション高いよ、まだ入ってもいないのに。」

「ねっ、てゆーか僕らよりはしゃいじゃってるよ!」

「いいじゃない、レンらしくて。」


ハー子・・・?それはあたしが子供っぽいって言いたいのかしらっ?!
そんなことないもんね!このナイスバディ!を見ればそんなこと言われないもんね!

バッサァ!

脱いでみました。


「ちょ、レンまだ脱がなくてもっ!」

「そ、そうだよ!」

「まだ荷物も置いてないわよ?!」

「ふはははは!どうよこのレン様のないすばでぃーは!」

「・・・な?変わらず残念なままだろ?」

「そうだね、やっぱり残念だね。」

「あんたらどこ見て会話してんのさっ!とりゃー!」


ばっちり人の乳を見ながら会話をするシリウスとリーマスに全身アターックをしかけるもやっぱりリーマス様はひょいっと避けられました!
なんて奴だ!魔王恐るべし!
ばっちり攻撃をくらったシリウスを潰しながら、近くにあったバッグよりビーチボールを取り出せば準備は完了!


「よーし、やるぞー!」

「その前に俺の上からどきやがれっ!」

「はいはい、よいしょっと。」


さあやろう!と子ども組に言えば、リーマスがこっちは見てるから行っておいでってなんか大人の雰囲気醸し出しながら言うのでそうすることにした。
べ、別にあたしが子供だとか思ってもないんだからねっ!


「いっくよー!そーれ、ハリー!」

「えっ!ロンッ!」

「うわっ!ハーマイオニー!」

「きゃっ、レン!」

「そ、し、てっ!フィニッシュー!しーちゃああああん!」


荷物置き場にて寝転がるシリウス目がけて全力でアタックしました!
そりゃもう、狙いは顔面でっす☆


「・・・てめぇ、良い度胸じゃねーか!」

「ふっふーん!顔面くらってやんの!だっさー!」

「ぜってぇ潰すっ!」


「・・・始まっちゃった。」

バシバシと、これビーチバレー?なんて思うくらい、激しい戦いが。
僕らなんてもう眼中にない二人はお互いの顔目がけて全力だ。
そんな僕らに気付いたルーピン先生が手招きしてるのに気付きそちらへ行けば僕らにアイスをごちそうしてくれた。


「ほんと、二人とも子供だよね。」

「ハリーに言われちゃうなんてあの二人はホント・・・。」


(初戦はビーチバレー)





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