その2


「・・・何これ」


夜、家に帰ればリビングが悲惨でした。
2人がシャンパンの空き瓶を抱えて雑魚寝状態。

あれ?クリスマスパーティーって明日・・・だよね?
合ってるよね?

まあでも僕もロンの家でパーティーしてきたわけだし、大人な二人のパーティーがあってもいっか・・・な?
とりあえず、二人に毛布かけて僕も寝よう・・・。



「おはよー!ハリー!」

「・・・あれ・・・もう起きたの・・・?おはよう・・・」

「当り前じゃん!今日はクリスマスぱーちーだよっ!気合入れて準備しなきゃ!」

「あれ、昨日したんじゃ・・・」

「ああ、あれはただの飲み会状態だよ!まず、ハリー居ないのにするわけないじゃん!」

「そっか・・・ありがとう・・・」



夜にはそりゃあもう食べきれないくらいの料理がテーブルに並んで、3人でいっぱい喋って笑って素敵なパーティーになったよ。
ありがとう、僕の家族。



(素敵なクリスマスになりました)


(てゆうかどうすんのこの量のチキン・・・)
(どうすんのってもちろん食べるけど・・・ねえ?シリウス!)
(もちろんだ!てゆーか足りるか?)
(足りなくなったら買いに行こう!)
(・・・僕もうお腹いっぱいかも)


ちなみに料理はシリウス作。
チキン焼くのだけ彼女の仕事(笑)




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