「よう!お前いいところに!」

「お、ちょっとこれ手伝ってくれよ!」

「腹減ったな・・・」

「身代わり頼んだっ・・・!」


最近、シリウスにまで頻繁に会うようになったんですけど。何これ、アリエナイ。




「お、さっきは助かったぜ!」

「・・・しーちゃん、遊びましょー!」


バキッ、ドコッ、ゴンッ、ガッ、ズシャッ。

「はー、スッキリしたー!最近ストーカー疑惑でストレス溜まってたんだよね!」

「・・・容赦ねえな」

「あたしの心の恐怖に比べたらそんなものどーってことないでしょ。」

「その上ひでぇ。」

「で?なんでアンタにまでこう頻繁に会うのよ。あたしのストーカー?」

「誰がするかそんなの!」

「じゃあなんでよ!」

「まず人の上から降りろ!」

「えー。」


よっこらしょ、と立ち上がる。
立ち上がる瞬間、下敷きのシリウスがあげた呻き声は聞こえなかったことにしよう。


「で、なんで?」

「えーっと・・・それはな・・・あ、リーマス。」

「うぇ?!」


またかよっ!と指さされた先を見たらシリウスに逃げられた・・・!
リーマスなんていないじゃんか!くそっ!アイツ絶対許さん!





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