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レンたちから手紙が届いた。
家も決まって休みには帰っておいで、だって。
帰っておいでの言葉が凄く嬉しくって早く休みが来ないかなって毎日わくわくしてたんだ、僕。
「なぁハリー、僕思ったんだけどレンとシリウスって恋人同士なのかな?」
「え?なんで?」
「だってさ、じゃなかったら2人で一緒に住むなんてしなくない?」
「それは・・・そうかも?でもどうだろう?」
「違うと思うわ、私。ロンったら何考えてるのよ。」
「だってハーマイオニー・・・」
特急の中でこんなことを話していたらあっという間に駅に着いてしまった。
手紙の中には2人が迎えに来てくれるって書いてあったけれど・・・。
「あ、居たわ!ハリー!こっちこっちー!」
「お、」
手を振る2人を見つけて駆け寄った。
「レン、シリウス!」
「久しぶり、でもないけれど元気で良かったわ!2人もね!」
「うん!」
「レン、少し大きくなったのね?」
「あ、本当だ!背が伸びてるね!」
「すごいなー!まだそんなに時間経ってないのに!」
「ほほほ、まだまだよ!」
少し5人で話をして、ロンたちも家族が迎えにきたので別れた。
そして2人の家に向かう。
「こっから歩いてすぐだぜ!」
「うん、いいところ見っけたのよ★」
そして案内されたのは駅から5分くらいの細路地。
「ここ?」
「まあ見てろって!」
シリウスが細路地の壁を杖で叩くと扉が現れた。
「え?!」
「さあ、ハリー!中に入ってみて!」
中に入れば長い廊下で、先にあった扉をあければ広いリビングに着いた。
「うっわあ!スゴイや!」
「ハリー。」
部屋を見ていると後ろの2人に呼ばれ、振り向く。
「ハリー、おかえりなさい!」
「ハリー、おかえり!」
家に帰ってきておかえり、なんて言われたこと無くて僕は嬉しくて笑顔で二人に言った。
「ただいま!レン、シリウス!」
(僕の帰るところ)
「ここがハリーの部屋だぞ!」
「2人でいろいろ決めたのよー★」
「ほどんどレンだけどな・・・」
(ちなみにこの変なもんたちは全部レンの趣味だ・・・)
(・・・レンって趣味が変わってるんだね)
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