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Raw deal
V《R18》
「ああ、十四郎、ごめんね、銀さんとした事が可愛い乳首にコレ塗るの、忘れてた」

 媚薬が効いてきたのか十四郎の中心は今まで以上にポタポタと汁を垂らし、脚の間の鏡を汚していく。

「ひぅっ!やめてっ…はぅっ…」

「ふふっ止めねぇよ?…なぁお前の穴、そろそろ疼いてねぇ?男の身体は正直だよな?オイ、下の鏡見てみろよ。あーあ、こんなに汚しちまってぇ」

「ぁぁぁっ…」

 言われた通りに汚れた鏡を見た、十四郎の悲痛な声が心地良い。
 今や涙をポロポロ零し、口をはくはくと開閉して拒否する言葉も言えぬようになっている。

「…なぁ、どんな感じ?」

 真っ赤に染まった乳首を掠めるように撫でると

「!ひぁっ!ぁぁぁっ!」

 可愛い声を上げ、ガクガクと身体を震わせた。

「…ふっ、くっ…ぅっ…も…ぃやっ…おねがっ…くるしっ…」

 懇願する十四郎に、

「身体は嫌がってねぇみてぇだよ?何、お前…今イッた?」

 そう笑ってやると、さらさらの髪を振り乱し、何度も顔を横に振る。嘘だろ、お前今イッたろ?
 嘘付きにはもっと躾が必要だな。
 
 蕾の周りを何度も摩り、入口には触れるだけで通り過ぎてやる。

「ぁぁぁっ…ひぃっ!…銀っ…銀っ…」

 わかるよ、十四郎。むず痒くて触って欲しくて、掻き回して欲しくて、堪んねぇんだろ?そんな自分が許せねぇんだろ?

「言えよ」
「…ふぁっ…な、何…を?」

 ピクピク震える身体で鏡越しに俺を見つめる。クイッとその首を掴み、舌を這わせながら耳元で言ってやる。

「十四郎の、いやらしい穴を掻き回して下さいって。そう言ってみな?そしたらぐちゃぐちゃにしてやるよ?欲しいんだろ?お前に塗った媚薬な、不感症の女でも悶えるヤツだぜ?すげぇ、効いてるんだろ?」

 葛藤する心を表す瞳は、前をまさぐる俺の手に釘付けだ。ああ、お前は良く耐えた方だよ?

「ひぁぁぁぁっ!」

「お前の穴も、こうしてやるから」

 そそり立つ乳首を指先でギュッと強く摘まんでやり、中心も扱いてやる。

「…はぅっ…ダメっ…おねがっ…もうイカせ…て…」

「じゃあ、何て言うの?」

「…あぁっ……」
「…なぁ?」
「…ぁっ…おれ…の」
「うん」

「…おれの…いやらしっ…」
「いやらしい、何?」

「…いやらし、あな…掻き回して…くださ…あぁっ!」

 言い切る直前に指を奥まで突っ込んででやった。中は熱くうねっている。薬の効果か湿っていて、まるで女の中みてぇだ。
 すんなり入ったからと、あと二本一気に入れてやる。

「やぁぁぁっ!!……やだっ!…抜いてぇ…!!」

 悲鳴を上げる十四郎。

 抜くかよ馬鹿、ここまでどんだけ時間かけたと思ってんだ。

 わざと、ぐちぐちと淫猥な音を立てながら、目的の場所を探す。

「女みてぇに濡れてっから、大丈夫。お前、素質ありそーだしな。おっ?ココか?」

 指先にコリッとしたモノが当たった。

「ひぁぁぁぁっ!!」

「イイだろ?もうお前、女は抱けねぇな」

 蔑むように言い、ソコを攻め立ててやった。

 何度も空イキさせ、ひうひう言ってる十四郎は、首をガックリと後ろに倒し、開いた口からは唾液が垂れ、目尻からはとめどない涙が零れている。
 縛った中心からはタラタラ先走りが流れ続けた。


「…ぁぁぁっ…ぁっ…んぁっ…」

 喘ぐしかない十四郎をクスクス笑いながら暫く眺めてやった。でもま、そろそろいいか。



 そっと両足の拘束を外し、くったりとした十四郎の両手も解放してやる。
 そのまま抱えるようにしてベッドまで連れて行き、俯せにさせて、両手を後ろで縛り、腰だけ高く上げさせ、ベッドの横にある鏡に十四郎の顔が映るようにバランスを取る。

 正常位?冗談じゃねぇ。凌辱すんのに、温もりを共有してどうすんだよ。
 「愛し合ってる」なんて事は十四郎だけが思ってりゃいいんだ。

 未知の快楽に翻弄されてる十四郎は、人形のようになすがままだ。
 ふん、人形はいらねぇんだよ。抵抗して、泣き喚け。それでも愛されてるといつまでも勘違いしてろ。
 その方が都合がいい。

 俺はブツを十四郎のヒクつく蕾に押し当ててから、優しく語りかける。

「十四郎?そのまま鏡みて?」

「…あっ……」

「お前がどんな格好してるか見えんだろ?」

「!!!っ!」

 鏡に映る卑猥な姿に、十四郎は今更逃げようとずり上がった。その腰を掴み、元の位置まで乱暴に戻してやる。

「お前の穴に当たってるのが何だかわかる?」

 十四郎は応えない。

 苛ついた俺はブツの先だけグッと入れ、十四郎の中心の先端を爪で引っ掻いてやった。

「痛いっ!痛い、お願い、痛くしないでぇっ!」

「じゃあお前のケツに何が入ろうとしてんのか言え!」

「…銀っ?なんでっ…ぅぁっ!」

「余計な事はいいんだよ。お前の淫乱なケツの穴を掘ってやるって、そう言ってんだよっ!それとも何か?バイブでも突っ込んでやろうか?」
   
 十四郎の瞳にまた涙が盛り上がる。



「……俺の…穴に…銀時の………」

「俺の、何だって聞いてんだよ!」

「銀時の、おちんちんを…ふぐっ…」

「泣いてちゃわかんねぇだろ?俺のをどうして欲しいんだ、十四郎?」

「…入れて…犯して…ください…」

 うん、模範解答だ。いいぜ、気が狂うほど犯してやる。



「ひぃぃぃっ…ひぁぁぁぁっ!無理っ無理だからぁっ…ぁぁっ、変っ…ひぁぁっ!…」

 どうせトロトロなんだ、遠慮はいらねぇ。一気に根本までブチ込んで激しく突いてやる。
 無理だぁ?ちっとも無理じゃねぇよ、天性の淫乱だろ、お前。
 ケツの穴掘られるなんてはじめてだろうに、無意識にケツ振ってんじゃねぇか。

「十四郎?気持ちイイ?」

「…はぅっ…イイよぉ…おくぅ!イイっ!!…」

 ほらな?媚薬使ったとはいえ、ケツで感じれる男はそうそういねぇらしいし、本当に愛し合ってる同性愛の奴らだって、結構苦労してるって聞くぜ?
 俺は、当たりくじ引いたな、コレ。

「奥、気持ちイイの?どんな感じ?銀さんに教えて?」

「…ひぅっ…銀の…ぁぁ…おっきぃの…あたるぅっ!!」

「こう?」

 十四郎が言ってるのは前立腺だろう。そこだけ狙ってガツガツ突いてやる。

「…ひぁぁぁっ!しょこぉっ!もっとぉ…もっとしてぇっ!」

「これが好き?」

「ふぁぁぁぁっ…しゅきぃ!ぁぁぁっ、イキたいよぉ…ひぅっ…変っ、変なのぉっ!何かキちゃうぅぅっ!!ぁぁぁっ…」

 途端に十四郎の中がギュウッと絞まった。

 マジかよ、こいつまた空イキしやがったの?ふぅん、面白ぇじゃん。
 イケるだけイケよ、そんで俺が飽きるまで俺の玩具でいりゃいいさ。
 

 くったりとしながらも、欲望を吐き出せずにいる十四郎が俺に言う。

「…もっ…くるしっ…お願い、出させてぇ…」

 その顔は上気して瞳が潤み、どんな女よりも綺麗に見えた。

「いいぜ?イク時、鏡で自分の顔見るんだぞ?クールで二枚目、誠実で真面目なお前がどんな顔すんのか自分でちゃんと見ろ」

 僅かに怯む瞳。

 そうだよ?俺は簡単に理性を手放させてやんねぇ。引き戻し、引き戻ししながら、奥底まで堕ちてく様が好きだからな。
 
 この部屋に入ってから快楽を与えても一度も欲望を吐き出させてはやらなかった。
 もう限界か?玩具を使うのは今度かな。後ろをバイブで塞いでフェラチオさせんのもいいかな。いくらしゃぶっても俺はイカねぇけど。
 乳首はローター付けるか吸盤付きの玩具で泣くまで攻めようか。ああ、すげぇワクワクする。
 
 十四郎が身を捩る。勿論俺は挿入したままだ。

「いいな?自分のイク顔しっかり見ろよ?あーあ、ミツバが今ここに居たら何て言うかなぁ」

 ピクリと震える十四郎。

 ふふふっ、目がマジになってんぜ?でも今のお前は快楽を選ぶはず。

 さっきと同じ場所を抉るようにしてやる。

「ぁぁぁっ…ぁふっ…くっ……ひぁぁぁっーーー!!」

「ほらぁ、ミツバが見てるよ?お前が悦がってんの見てる。どうする?止める?」

「…やめっ…おねがっ…ぎんっ…」

「止めていいの?まだ薬効いてんでしょ?それにお前も出したいんじゃねぇの?」

「…んふぅっ…んぁっ…」

「男に腰振ってるわぁ、いやだ、声まであげてぇ、とか?言うよな、きっと」

「…いやっ…ぎん…んーーーー!!」

 強情な奴だ。

 俺は腰の動きを止め、もう真っ赤に腫れあがってるこいつのソレを握り、上下に擦ってやる。これでどうだ?

「やぁぁぁっ!!だしたっ…だしたいよぉぉぉっ!!取ってぇっ…ひもぉぉ!…ぁぁぁ」

「きちんとお願いしてみろ、淫乱」

 涙でぐしゃぐしゃになっても、十四郎は綺麗だ。可愛い。そんくれぇの感覚はある。

「…もう…止めっ…なんでも…いうからぁぁぁっ」

「…何?ミツバが見てるって言われんのいや?」

 嗚咽を漏らしながら、頷く十四郎。うん、まあ、何でも言うんなら勘弁してやっても良いかな。



 それから十四郎の声が掠れるまで俺はコイツの身体を離してやらず、出すモンが無くなるまで絞り取ってやった。
 俺が言えと言えばどんな卑猥な言葉も口にし、その度に現実に戻してやった。可哀相に。
 でも俺に捕まったお前がいけない。

「認めろよ、俺のに犯されんの、気に入ったろ?」

 最後にそう言ってやれば、十四郎は縋るように俺を見ていた。





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