[携帯モード] [URL送信]

ボンゴレ的日常
対面

さっきは考え事をしていて沢田さんを見失ってしまったので次こそは見失わないようにしないとね。


「此処だよ。」


恭さんに案内されて辿り着いたのは、これまた見事な装飾の施された豪華な扉。

扉如きに此処までする意味がわからないや。


「だーかーらー、」


開けられた扉の先には。
沢田さん(黒いものが見える)

帽子を目深に被ってる人 (沢田さんと言い合いしてる)

それに顎に傷のある人 (爽やかに笑ってる)

壁を向いてシャドーボクシングしてる人 (極限って叫んでる)

牛柄のシャツを着ている人 (何故か泣いてる)

それを冷たい目で見下ろしてる獄寺さん (きっとこの人が泣かせた)

眼帯をつけた女の人 (かなりの美人さん)

そして…パイナップル? (青いパイナップルなんてはじめてみた)


あれ?
あたし目ェ悪くなったかな?
ナッポーが立ってるよ?
しかも赤と青のオッドアイだよ?

何コレ。
無駄にかっこいいぞこの野郎。


「やぁ沢田綱吉。」

「ん?あ、雲雀さん…と璃玖!」

「ちっす。」


なんか、おまけみたいに言われた気がするのは気のせいですか。


「みんな、璃玖がなんか来たみたいだから集まってくれる?」

「はい、十代目!!」


獄寺さん元気だなぁ、
さっきまで不機嫌そうだったのに。


「じゃ、璃玖自己紹介して。」

「いやいや、その前に拉致った理由聞かせてくださいよ。」

「自己紹介、して?(黒笑)」

「足達璃玖、17歳です。」


どうやら沢田さんは黒属性のようだ。


「みんなも自己紹介よろしくね。」

「リボーンだ。」

「オレは山本武、よろしくなのな。」

「笹川了平、座右の銘は極限だ!!」

「ランボです。」

「クローム髑髏よ。よろしくね、璃玖。」

「六道m「あーーー、何も聞こえないー。」


うん、今のは幻聴だよ。
パイナップルが喋るわけないし。


「ちょっ、遮らな「璃玖が此処に来た理由の説明するからみんな部屋出てくれる?」

「クフン(泣)」


あ、泣いた。
メンタル弱っ。


「あー、はいはい自己紹介させるから泣くなよ…(めんどくさいなコイツ)」

「クフン、六道骸です。」

「遮ったのは謝ってやるから泣かないでよ六道さん(めんどくさいし)」

「何故上から目線なのですか。」

「……………………さぁ。」

「何ですかその間は!」

「気にしたら死が訪れる…。」

「怖っ、普通は負けるじゃないんですか!」


うるさいなー。


「あんまり細かいと禿げるよ?」

「禿げる?フッ、この僕が禿げるわけありません!」

「いい、璃玖、そういう人ほど禿げるのよ。」

「勉強になりますね、クロームさん?髑髏さん?」

「ちょっ、クロームまで何言ってるんですか!?」


この綺麗な人の名前ってどっちですか。


「どっちでも好きに呼んで?」

「はーい。」

「無視ですか。」

「クローム、骸引きづり出してくれる?」

「了解、ボス。」


そういうとクロームさん(こっちのほうがしっくりする)は六道さんの頭に生えてる尻尾(だといいな)を掴んで引きづって行った。
六道さんが痛いって言いながら騒いでるけど気にしない。


「…璃玖、座って。」


さっきまでのふざけた様な感じの笑顔は消えて。
すごく真面目な顔の沢田さんがいた。

でも、すごく真面目ではあるけれど悲しそうで悔しそうな表情だった。




--------
かっこいい骸が好きな方ごめんなさい
管理人は馬鹿な骸が書きやすいんです

次はシリアスなお話になることでしょう。

[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
無料HPエムペ!