二つの空を仰ぐ
4
あたしと梨舞は全力で走った
(昨日リボーンに貰った地図を見ながら)
あたしと梨舞は足が速い
50mを6秒台で走る
さらに、持久力もある
あたし達が校門に着く頃には人は居なくなっていた
それに、チャイムも鳴っていた
「完璧遅刻じゃん!」
「あ〜ぁ・・・」
「あ〜ぁ・・・じゃない!」
ゴミ箱のゲロ掃除決定だよ〜・・・
いやだ〜・・・
「ねぇ、君達。遅刻だよ」
「へ?」
あたしらが後ろを向くと同時に殴られた・・・と言っても避けたけどね
「ワォ!君、何者?」
「あぶなっ!」
後ろに居たのは学ランを羽織った人
「紅夏、遅刻する」
「あっ!」
梨舞に言われた一言
あたしと梨舞は同時に走って行った
学ランの人を無視して←
「ちょっと話まだ終わってい・・・ってもう居ないし」
「紅夏・・・ね」
その呟きは誰にも聞かれること無く
消えた
.
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