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二つの空を仰ぐ
1


ガチャッ


あたしらが寝ようとすると扉が開いた



「チャオッス」



入ってきたのはリボーン



「ん〜・・・何〜・・・?」
「眠いんだけど」
「悪ぃな。言い忘れたことがあってな。」


悪いと思ってるんなら早く寝させろ((怒


「いい忘れたこと?」


梨舞いつにも増して眠そうだった


「あぁ、明日から学校に通ってもらうからな」
「ふ〜ん・・・それだけ?」
「そうだぞ、邪魔したな」


それだけ言うとリボーンは出て行った


「・・・・・・だってさ、梨舞」
「めんどくさい・・・」


いつもの口癖を言う



「大丈夫なの?」
「何が?」
「勉強」
「あっ・・・・・」


思い出したとでも言うような表情


「あたし、しーらない。…おやすみぃ」


少しすると規則正しい寝息が聞こえてきた


「(・・・大丈夫みたいだね)」



その規則正しい寝息から今日は調子がいいことが解る



「(あたしも寝よ・・・)」


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