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銀魂夢小説「我も紅 」
挨拶
「えー、今日から皆さんに監視されることになりました。松田名前変更はこちらからです。よろしくお願いしまーす」

ざわざわとその場が騒めく。突如真選組の屯所に現れた女が、こんなことを言い出したのだから仕方がない。

「ど、どういうことですか?!」
「真選組は女人禁制のはずじゃ…!」

「女は真選組に入隊できねぇだけだ。出入りは許されてる」

いつも以上に不機嫌そうな土方の説明に、その場が静まりかえった。もちろん、隊員たちは納得したわけではない。ただ、不機嫌な土方に恐れをなして黙っただけだ。

「今日から一定の期間、松田名前変更はこちらからを真選組の屯所で監視することになった。問題を起こさないように俺たち全員で見張る。以上だ!」

局長直々の命令であれば…と隊員は渋々受け入れたようだ。近藤はゆっくり頷き、山崎を指差した。

「山崎、名前変更はこちらからさんのお目付役はお前に任せる」
「は、はいっ」
「お世話になりまーす」

女がにっこり笑って、山崎に手を振った。


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あきゅろす。
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