Φ
「ばっかやろおー」
「いきなりなに!?」
「ヤクザごっこ」
うん、意味わかんない。
そしてなぜ私はヤクザごっこに巻き込まれるんだ。
「彼女だから」
ふにゃり、と笑ってほのぼのとした空気を作って言う自由奔放彼氏さん。
「柚ちん顔真っ赤」
「あのね、晴羽君。そういうことは言わないの」
「んー?やだ」
あったま悪いなこいつ。
とか思ったけどいわないよ?だっていえないもん。
「ごっそーさんでした」
「いやいや、」
だって唇を塞がれてたから。
「柚ちん、」
「ん?」
「ヤクザごっこしてくれる?」
「は」
にーっこり天使のスマイルでいった晴羽。
もうマイペース過ぎて何を言い出すか分からない。
「柚綺、愛してる」
「それ、先に言いたかったのに」
「俺の勝ちー」
へへへ、と笑う顔を見て許せる。
これが惚れた弱みってヤツか。
今度は私から、と思って可愛い彼氏さんの頬にキスをした。
なぜか負けた気がして
(ずるー)(そうかなー?)
***
ぎゃー、飛び入り(?)参加でこれって!!
なんだよー、シリアスなお題だっただろ!
ばっかやろぉー←
空想パラドックス様に提出
nameてんくす!まあまあまあ様
無料HPエムペ!