Θ
あぁ…今日もあの毒舌女を相手にしなきゃいけねーのか。
くぅ…!
俺の平凡な日常を返せ!!
「都槎(ツサ)」
「遥(ハルカ)…」
軽く睨みを効かせながら俺を呼んだ通称毒舌女。
にこり、と効果音がつきそうな感じでおもいっきり作り笑いをしてきた遥。
すんげー嫌な予感するんだけど…気持ち悪い。
「あんた、一回死んで来なさいよ。
あっやっぱ生き返らなくていい」
「グサッとくんだけど」
「あんたのせいでハゲの30分相手させられたのよ!」
ハゲ…あぁ、教頭ね。
気にしてんだから言ってやるなよ…。
「ご、めん…」
「あ゛?」
謝ってますよね…。
なんで睨むんだろう。
てゆーか、遥ってやっぱりモテるらしい。
この前友達が「あいつさ、ちょっと口悪いけどすっげー可愛いよな」と言っていたのをなんか鮮明に覚えている。
「なんかついてる?」
ドスの聞いた声で聞いてくる遥に思わず苦笑いが零れる。
ってあぁ!
昨日、遥を気にしないって決めたのに!
…マジでありえねぇ…。
何してんだ俺。
「…はぁ、」
「悩みなさそうなくせにため息なんてつかないでよ」
なさそう、て…。予想かよ…。
なんか俺悲しいし。
「俺さ、好きな奴に嫌われてる」
「可哀相」
思ってなさそうに言う遥が少し悲しそうに見えたのは自惚れか?
つか、俺が好きな子…遥ね。
「まぁあたしも、嫌われてる」
「へー」
…好きな奴、いたんだ…。
一言を言ったときに酷く悲しそうな顔をしてでもすげー愛しそうな顔をしていて…見ているこっちは泣きたくなった。
「それってさ、俺じゃねーよな?」
自然に出た言葉。
そりゃびっくりするわな、俺もびっくりしてる。
目を丸くしてこっちを向いた遥。
「……さぁ」
「俺、遥のこと好きだから、キスしていい?」
早口で言う俺はやっぱヘタレだ。
俺が気にならないことを選んだ日
(どーせ無いんだよ、俺が遥を気にならない日なんて)
なんか、遥が遠いw
あたしの小説には無い感じの遥…
遥怖いっす、暴言吐きまくり!
都槎はヘタレ過ぎて好き←
シリアスな感じのテーマなのに最後のオチ「早口でヘタレ」て…
悲しいな!(ω)
素敵テーマ台無し…はぁ…
乱文ながらcantata様に提出!
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