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「や、久しぶり。」


 久しぶりって言うほど日数立ってないんじゃないだろうか。
だって試験終わったのこの間だよ?


ていうか暇なの?こんなとこにお茶しにくるほど暇なのかゾルディック。


「あ、久しぶりー!姉ちゃん紅茶追加ね!」


「はいどうぞごゆっくり。」



 座った彼らの前にコトリとカップを置く。
それでは、と店のカウンターに戻ろうとするも、弟に手を掴まれてできなかった。



「・・・・・・・お客様、」


「ちょ、姉ちゃん怒んないでよ。」


「仕事中だから仕方ないよ。」



 離してあげな? と、ピエロがやんわり注意してくれた。
お?実は本当に良いヤツかもしれない・・・と、わたしの中で若干彼に対する好感度が浮上した。



彼に対する認識
 (談笑する彼らを微笑ましく見ていたが、帰り道の途中チンピラを惨殺するピエロを見て好感度はまた下がった。)



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