SS
骸綱
「さて問題です。夏といえばなんでしょう」
「いや、どんな話の切り出し方?」
「細かいことは気にしない。それが大人というものです」
「オレまだ中学生なんだけど」
「いいから答えなさいっ!」
「は、はいっ!なんだよその気迫…。えーっと、祭りとか?」
「ハズレです!!」
「ハズレなの!?まずこの問題にアタリとかハズレとかあったの!?」
「そりゃもちろんありますよ。ちょっと考えればすぐにわかることじゃないですか…」
「はあ…。じゃあ正解はなんなんだよ」
「クフフ…。それは海です!」
「海ぃ?」
「ええ。青い空、白い砂浜、輝く太陽!これが夏というものでしょう」
「確かに間違ってはなさそうだけど…」
「ですから、今年の夏は綱吉君と海に行きたい。どうですか?」
「うん。いいよ!楽しいしね!」
「綱吉君なら了承してくれると思ってました!水着のほうはきちんと用意してあります」
「骸が?…なぁああ!?」
「どうかしましたか?」
「おい!なんでスク水なんだよ!!」
「綱吉君になら似合いますよ」
「似合う似合わないの問題じゃなーい!!」
「ケチですねぇ…」
「脳天叩き割るぞ」
ツナにスク水着てほしいと思うのは私や骸だけではないと信じてます
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